軍艦島は、長崎県長崎市に属する小さな島で、正式名称は端島(はしま)といいます。

 その名前の由来は、島の形が戦艦に似ていることからきています。

 軍艦島
 長崎県長崎市高島町

 軍艦島は明治時代から昭和時代にかけて、海底炭鉱で栄えた島として知られています。

 島には日本初の鉄筋コンクリート造りの高層集合住宅や学校、病院、神社などが建てられ、最盛期には約5,000人もの人々が暮らしていました。

 しかし、石炭の需要が減少したことや安全面の問題などから、1974年に炭鉱が閉山され、島民は全員島を離れました。

 以来、軍艦島は無人島となり、そのまま時間が止まったかのように荒廃していきました。

 軍艦島はその特異な歴史や景観から、多くの人々の関心を引きました。

 映画や小説、漫画などの作品の舞台としても使われました。

 また、2015年には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の一部としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。

 現在では一部の建物が修復され、観光客が上陸できるようになっています。

 軍艦島は日本の近代化と産業化の歴史を物語る貴重な遺産であり、今後もその価値を伝えていくことが期待されます。

 軍艦島観光では、長崎港から船で約40分かけて島に上陸し、ガイドの説明を聞きながら島内を見学することができます。

 かつて約5300人もの人々が暮らした島の様子や、炭坑の施設や道具などを目にすることができます。

 また、高島という隣接する炭坑の島も上陸できるコースもあります。

 軍艦島観光は、日本の近代史や産業遺産に興味のある方におすすめです。

 軍艦島観光をする際には、事前にインターネットや電話で予約をする必要があります。

 また、天候や波の状況によっては上陸できない場合もあります。

 軍艦島観光は、安全に楽しむためにも、ガイドの指示に従ってください。 

【Drone Japan】4K 軍艦島(端島) ドローン空撮, 長崎県 -Battle Ship Island(Gunkanjima, Hashima) Aerial, Nagasaki.(外部リンク)

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