まるでゲームの世界に出てくるアジトのような、独特で不気味な雰囲気を持つ駅です・
長いトンネルの中にある駅で、薄暗くひっそりとしたホームの中列車が走る様はまさに異質です。
改札からホームまでの階段をすべて合わすと290段あり地下40mの世界に潜り込めます。
新潟県糸魚川市の地下40メートルにある日本で最も深い駅です。
筒石駅
新潟県糸魚川市大字仙納字大谷
筒石駅は、かつては国鉄北陸本線の駅でしたが、北陸新幹線の開業に伴い、えちごトキめき鉄道に移管されました。
筒石駅は、海岸沿いの断崖に位置しており、海抜0メートルから地下40メートルまでの高低差があります。
この駅には、スカレーターやエレベーターがありません。
駅への入り口は、地上から約200メートル離れた場所にあり、階段でしか行き来できません。
この駅は、かつては糸魚川火力発電所の専用線として使われていましたが、現在は一般の旅客も利用できます。
しかし、利用者は少なく、一日に数本しか列車が停車しません。
この駅の特徴は、地下にあるにもかかわらず、自然光が差し込むことです。
トンネルの両端には大きな窓があり、外の景色を見ることができます。
また、駅舎の壁には、糸魚川市の歴史や文化を紹介するパネルが飾られています。
筒石駅は、深い地下にある不思議な駅として、観光客や鉄道ファンに人気があります。
【階段300段】地下40メートルのトンネル駅 筒石駅(外部リンク)
【もぐら駅の正体】地元住民の執念と国鉄の不祥事の地を巡る〈北陸本線の旧線跡を巡る 筒石駅~能生駅~浦本駅〉日本海縦貫線(外部リンク)