与論町茶花沖1kmの水深18mの海底に、古代ギリシャ宮殿をイメージした海中宮殿があります。
与論島奄美群島の島の一つで、鹿児島県の最南端にあります。
奄美群島の内で最も沖縄県に近い位置にあり、南西約23km沖に沖縄本島最北端の辺戸岬が、西方約40km沖には伊平屋島があります。
海中宮殿
鹿児島県大島郡与論町茶花沖
島の周囲は珊瑚礁で囲まれた美しい島で、隆起作用と造礁作用による石灰岩でできた島です。
礁の内側は水深2 – 3mの浅い海が広がっています。
与論島の年間平均気温は21℃、平均水温は24℃です。
外海は水深1,000mにもおよぶ深海で、島には川がないため年間を通じ透明度は20〜35mです。
ヨロンブルーと呼ばれる美しい海に囲まれて、絶景ビーチの百合ヶ浜をはじめ島内には美しい海岸がたくさんあります。
透明度の高い海でダイビングやシュノーケリング、サップ、シーカヤックなどのマリ ンアクティビティが楽しめます。
ウミガメに出会えることも珍しくありません。
1945年の太平洋終戦以降、与論島は沖縄や奄美群島と共にアメリカの統治下におかれました。
その後、1953年12月25日に奄美群島とともに日本本土に復帰しました。
与那国島を世界中で一躍有名にしたのは、海底遺跡の存在です。
島の東南側に東西250m×南北150mにわたって広がる階段状の巨岩が、高さ25mに積まれていてまるで神殿のように見えます。
与論の海中宮殿は、水深約18m、きれいな砂地に突如現れるギリシャ神殿のような構造物です。
3m80㎝の柱2本と3mの折れた感じの柱1本と直径5m5㎝の土台に、円柱4本柱にドーム型の屋根を乗せた本殿があります。
その本殿中央に海の守り神のかりゆし君の像が鎮座しています。
これは与論島とギリシャのミコノス島が姉妹提携を結んでいることから2003年に建てられたものです。
天窓がハート型にくり抜かれており、宮殿の中から上を覗くと太陽の光が差し込んでとてもロマンチックです。
周辺にはサンゴが生い茂っており、魚たちの棲み家となっています。
与論島へは飛行機とフェリーを使って行くことができます。
飛行機だと那覇空港から約40分、鹿児島空港から約1時間35分で、それぞれ毎日1便が運航しています。
フェリーの場合、鹿児島新港から与論港まで約20時間、那覇港から与論港までも最大4時間50分を要します。
【与論島】最強癒し空間✨海中宮殿での水中動画。スキンダイビング #リゾバ女子 Vlog#53(外部リンク)