世界一お腹が空く博物館とも称される、食についての総合博物館です。

 中世ヨーロッパの宮廷食文化を学ぶ「宮殿食文化博物館」、
 世界の食文化を学ぶ「世界食文化博物館」、
 日本食研の歴史を学ぶ「日本食研 歴史館」、
 日本食研の商品を学ぶ「日本食研 商品展示館」、
 主にハムやソーセージについて学ぶ「世界ハム・ソーセージ博物館」

などがあります。

 日本食研食文化博物館
 愛媛県今治市富田新港1丁目3

 世界食文化博物館は、日本食研ホールディングスが運営する世界の食文化に関する企業博物館です。

 日本食研ホールディングス株式会社は、調味料の製造や販売等をしている企業です。

 業務用のたれの製造では国内シェア40%でトップの売上を誇り、焼肉店のみならず、牛丼、カツ丼、居酒屋チェーンなど、飲食大手の味を支えています。

 年間約7,800種類の通常商品を生産し、一品物を加えると21,000種類を超えます。

 愛媛県今治市と千葉県印旛郡栄町に本社を置いています。

 世界食文化博物館は、日本食研の創立30周年を記念して2002年1月に愛媛県今治市の愛媛本社10階にオープンしました。

 世界各地の食文化を学習できる、国内初の食全般に関する博物館です。

 食文化の変遷から世界約100か国の伝統料理や道具、61か国の調味料など世界の食文化をあらゆる視点から紹介しています。

 愛媛本社ビル内には、この他に日本食研歴史館・商品展示館が設置されています。

 また本社ビルに隣接するハム研究工場内には、世界ハム・ソーセージ博物館、KO工場内には宮殿食文化工場が開設されています。

 工場や本社内に設置された博物館を見る見学ツアーには、年間2万人以上の人が訪れ、今治市の観光名所となっています。

 世界遺産ウィーンのベルヴェデーレ宮殿がモチーフのKO宮殿工場は、少量多品種生産と観光工場の両面を持つ「日本食研の顔とも言える供給拠点です。

 ベルヴェデーレ宮殿はオーストリアのウィーンにあるバロック建築の宮殿で、ハプスブルク家の夏の離宮でした。

 創業35周年の記念として建設され、2006年5月に竣工しました。

 世界遺産ウィーンのシェーンブルン宮殿がモチーフのシェーンブルン宮殿工場は、単品大量生産と少量多品種生産を組み合わせた食の「新たな価値」が生まれる場所です。

 シェーンブルン宮殿はオーストリアの首都ウィーンにある宮殿で、ハプスブルク王朝の歴代君主の夏の離宮でした。

 愛媛県今治市クリエイティブヒルズ2番地の敷地で、2019年12月に竣工しました。

今治 焼豚玉子飯と日本食研食文化博物館(外部リンク)

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