忍者寺と呼ばれる寺院は、日本に数多く存在しますが、その中でも最も有名なのは、石川県金沢市にある妙立寺です。

 忍者寺として知られる妙立寺は、石川県金沢市にある日蓮宗の寺院です。

 忍者寺
 石川県金沢市野町1-2-12

 正式には正久山妙立寺といい、加賀藩三代藩主前田利常が金沢城内にあった祈願所を移築したのが始まりです。

 外観は二階建てに見えますが、実際は四階七層の複雑な構造になっており、落とし穴や隠し階段などの仕掛けが多数あります。

 例えば、入口にある扉は一見普通の扉ですが、実は二重になっており、内側の扉には釘が打ち込まれています。

 また、廊下には落とし穴や仕込み刀が仕掛けられており、不用意に歩くと危険です。

 さらに、天井や壁には隠し扉や抜け穴があり、忍者たちはそこから逃げたり、敵を攻撃したりすることができました。

 忍者寺は、加賀藩の重要な情報を守るために作られた秘密基地であり、その歴史は非常に興味深いものです。

 落とし穴や隠し階段などの仕掛けが多くありますが、実際に忍者がいたわけではありません。

 これは、創建当時、徳川幕府と緊張関係にあったため、襲撃に備えて出城や砦の役割を果たしていたからです。

 忍者寺は、日本の歴史や文化に興味のある人におすすめの観光スポットです。

 現在は予約制でガイド付きの拝観ができます。金沢の歴史や文化に触れることができる貴重なスポットです。

 忍者寺の見学は、事前に予約が必要です。

 見学時間は約40分で、ガイドの説明を聞きながら、忍者の世界を体験できます。

 忍者寺は、金沢駅からバスで約20分の場所にあります。

 金沢市内には他にも兼六園や金沢21世紀美術館などの見どころがたくさんあります。

【金沢旅行】地元民がオススメする観光ルート!にし茶屋街と忍者寺の効率的な歩き方(外部リンク)

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