栃木県宇都宮市にある大谷資料館は、石の町として有名な大谷の石について学ぶことができる資料館です。

 採石場の跡を見学することができ、さまざまなメディアに登場したことがあり、映画などのロケ地としても使われています。

 大谷資料館はまるでゲームのダンジョンのような世界が広がっています。

 ライトがまた幻想的な雰囲気を演出していて、どこを撮ってもフォトジェニックです。

 主な展示内容は、大谷の地質、大谷石の採掘方法と採掘形態、大谷石地下採掘場跡(巨大地下空間)、石搬出、輸送の移り変わりなどです。

 栃木県宇都宮市大谷町909
 最寄駅 JR東日本宇都宮線
 東武鉄道東武宇都宮駅
 最寄バス停 資料館入口

 古墳時代には石棺の材料として加工が容易な大谷石が用いられていました。

 8世紀には下野国分寺・下野国分尼寺の礎石、地覆石、羽目石に大谷石が使用されました。
 
 宇都宮市・大谷寺の本尊千手観音をはじめとする磨崖仏は、平安時代の制作です。

 1943年には、陸軍の糧秣廠・被服廠の地下秘密倉庫として使用されました。

 1969年には、年平均気温が8度前後であるため、政府米の古々米保管庫として利用されました。

 1979年に大谷資料館がオープンし、地下採掘場が一般公開されました。

一般展示があるほか、コンサート、猿楽、映画会、観劇、美術展、ダンスパフォーマンス、セミナーなどの文化事業や、映画、テレビドラマ、テレビCM、プロモーションビデオの撮影も行われています。

 例年10月の、フェスタin大谷の会場として利用され、地下空間でのプロジェクションマッピングなどが催されています。

 開館時間は、4月~11月までは、9時〜17時(最終入館は16時30分まで)、12月~3月までは、9時30分~16時30分(最終入館は16時まで)です。

 休館日は、12月~3月の期間は、毎週火曜休館(火曜日が祝祭日の場合は、翌日が休館)です。

 4月~11月の期間は、無休(臨時休館の場合あり)です。

【大谷資料館】栃木にある異世界6分ツアー 大谷石採掘場跡(外部リンク)

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