鶴岡市の加茂水族館は、日本で唯一クラゲに特化した水族館です。
1930年に観光の目玉として地元有志の水族館組合によって「山形県水族館が設立されました。
その後いったん廃止されましたが、1956年に鶴岡市立加茂水族館として再開館しました。
その後いったん閉鎖されましたが、1972年に再開館されました。
1997年にサンゴの水槽で偶然クラゲが発生し、クラゲ展示が始まりました。
2000年にクラゲ展示室を設置し、クラゲ展示種類数日本一となりました。
2010年にノーベル化学賞受賞者の下村脩が初めて来館し、一日名誉館長を務めました。
加茂水族館
山形県鶴岡市今泉字大久保657-1
クラゲの展示種類は50種類以上で、2008年にはクラゲの繁殖等を授賞理由に古賀賞を受賞し、2012年には種類数でギネス世界記録に認定されました。
日本海に面した水族館で、クラゲの数は世界一と言われるほど沢山のクラゲに出会えます。
直径5メートルにもおよぶ大水槽「クラゲドリームシアター」では約2千ものミズクラゲがうじゃうじゃと動く姿は他の水族館では中々見られないでしょう。
その他にも、クラゲの成長が分かる「クラゲバー」やクラゲの種類ごとをじっくりと観察できる「クラネタリウム」などもありクラゲ好きには溜まらないスポットではないでしょうか。
クラゲは、水中で優雅に泳ぐ不思議な生き物です。
クラゲは、体がほとんど水分でできていて、目や心臓などの器官を持たないのに、生きていることが不思議です。
クラゲは、色や形もさまざまで、光を放ったり、毒を持ったりするものもあります。
加茂水族館では、クラゲの魅力を伝えるために、様々な展示やイベントを行っています。
クラゲの飼育方法や生態について学べる「クラゲ学校」や、クラゲの絵本を読んだり、工作をしたりする「クラゲキッズ」などです。
また、クラゲの幻想的な姿を楽しめる「クラゲドーム」や、「クラゲプラネタリウム」などの施設もあります。
加茂水族館は、クラゲの不思議な世界に引き込まれる場所です。
クラゲ以外にもアザラシやアシカなどもいて、ショーも開催されているので飽きずに楽しめます。
【加茂水族館】滞在時間4時間超え!!こりゃ楽しい【クラゲの聖地】(外部リンク)
加茂水族館のクラゲ(外部リンク)