八幡平ドラゴンアイは、秋田県と岩手県にまたがる八幡平の頂上付近で、鏡沼の自然現象によってできる神秘的な絶景です。

 雪と氷が織りなす神秘的な景色で、沼、空、天候といった様々な自然条件が一致したときにのみ見ることができます。

 冬の間に降り積もった雪が、春になり周辺部と中心部が雪解けすることで ドーナツ状になり、そこに日の光、空の色などの様々な条件が重なって見られます。

 八幡平 ドラゴンアイ (鏡沼)
 〒028-7302 岩手県八幡平市松尾寄木

 5月下旬から6月上旬にかけての期間に見られ、八幡平の頂上にある鏡沼の雪が溶ける様子がドラゴンの目に見えるため、「八幡平ドラゴンアイ」と言われています。

 限られた期間でみられる現象であるからこそ、この神秘的な現象を見ることができた人は大自然のエネルギーをいただくことができます。

 鏡沼の近くにはエメラルドグリーンに輝くメガネ沼があり、最近ではドラゴンの涙と言われ人気を博しています。

 鏡沼周辺には水蒸気爆発によってできた火口が多く、その火口に水が溜まり「八幡沼」や「ガマ沼」などの多くの沼を見ることができます。

 展望台からの眺めもおすすめですので、訪れた際には大自然の広大なパノラマをお楽しみください。

 車で田沢湖から国道341を玉川方面へ向かい、 アスピーテラインを経由して八幡平山頂駐車場から鏡沼まで徒歩約20分です。

 なお、八幡平ドラゴンアイ周辺で無人航空機(ドローン)を飛行させる際には、林野庁へ入林届を提出する必要があります。
 【岩手県八幡平市】アスピーテラインからドラゴンアイまでの行き方を紹介

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