京都市街地の南部中央に位置する京都駅は、JRの東海道・山陽新幹線と在来線、京都市地下鉄、近畿日本鉄道のターミナル駅です。

 京都駅ビル
 京都府京都市下京区‎東塩小路町‎

 
 新幹線を降りればすぐにJR在来線や地下鉄、近鉄に乗り換えられます。

 また、北側の中央口前には市バスや京都バスの広いバスターミナル、タクシー乗り場があります。

 京都駅の北側と南側は、南北自由通路や地下自由通路で結ばれています。

 京都駅ビルの東広場には、至る所に広場や遊歩道が点在しています。

 京都駅ビルは京都は歴史への門ということから、平安京の都市の特徴の条坊制=碁盤の目を取り入れています。

 日本を代表する観光地・京都の玄関口である京都駅ビルは、その建物自体も外国人に有名な人気スポットです。

 玄関口としての象徴である門を、烏丸通と室町通に配しています。

 中央コンコースを谷に見立てた段丘を東西に延ばし、中央部はガラスと金属でカバーされ明かりを通す素材で屋根を覆ったアトリウムです。

 京都駅は、京都の玄関口の役を1876年以来担いつづけています。

 当時も今も、観光シーズンには改札口に人が溢れる光景が見られます。

 しかし、1997年に現在の京都駅ビルが誕生して古都の顔は一変しました。

 駅ビルは地下3階地上16階で、中央コンコースはガラス屋根に覆われた吹き抜けとなっています。

 西側には、全長約70メートル171段の大階段があります。

 この大階段では毎晩、約30mの高低差と171段の階段を利用して、大階段グラフィカルイルミネーションが実施されています。

 四季折々の京都にちなんだプログラムで、ハロウィンやクリスマスなどその時期に合わせたデザインを音楽と連動して演出しています。

 階段やエスカレーターは機能的な面だけでなく、空間デザインにおいても欠かせない存在感を放っています。

 さまざまなイベントも開催され、1998年から毎年2月に開催されるのはJR京都駅ビル大階段駆け上がり大会です。

 新記録の瞬間を一目見ようと、毎年多くの市民や観光客でにぎわいます。

 中央口側から京都駅ビルに入ると、開放的な空間が広がっています。

 一般の人も通ることができる空中径路は、地上高約45m、長さ約147mに及びます。

 最上部の複雑に入り組んだ綺麗な鉄骨の中を歩き、3か所の展望所から京都の名所や遠くの山々を一望できます。

 大階段のエスカレーターを順に乗り継いだ上階が大空広場と葉っぴいてらすで、見晴らしがよく休憩するためのベンチもあります。

 夜にはライトアップされた京都タワー、派手過ぎず奥ゆかしい京都市内の夜景が輝いていて良い雰囲気です。

 ほかに、京都劇場、美術館「えき」KYOTO、石の博物館、ホテルグランヴィア京都、JR京都伊勢丹、グルメとショッピングプレイスもあります。

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