八ヶ岳連邦のほぼ中央、硫黄岳の中腹に湧いている温泉です。

 標高2150mに位置し、通年営業では日本で最も高所にあります。

 最後は徒歩でしか行けない場所にあり、秘湯の一軒宿と呼ぶにふさわしい温泉です。

 樹林帯の中は歩きやすい登山道が続き、1箇所崩落地がありますが、迂回路が設定され、しっかり整備されています。

 登りはじめて1時間半ほどで湯元本沢温泉に到着します。

 山小屋でテント場の受付(1,000円/人)と温泉(内湯/外湯ともに各1,000円)の受付をしてテントを設営しましょう。

 本沢温泉テント場は自然の地形のままのテン場で区画整理などなく、予約なしで利用できます。

 2時間程度重装備で歩いてテントを設営して、そこからは軽装備で硫黄岳、天狗岳に行けます。

 硫黄岳からは、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、乗鞍岳、後立山連峰、御嶽山、浅間山、日光白根山、燧ヶ岳まで丸見えです。

 そして、何より野天風呂に入れるのが魅力です。

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 八ヶ岳を挟んで、小海・野辺山と諏訪・茅野を結ぶ、夏沢峠を往来する人々の、安全と利便のため、明治15年に宿を構えたそうです。

 湯元本沢温泉は、令和4年3月吉日で創業140周年を迎えました。

 原田源吉翁は、夏沢峠の開通に志し、安政四年、諏訪・佐久の道路を造りました。

 しかし、明治元年の大洪水に際し、その起因になったと訴えられ、半月ほど蟄居を命ぜられ、その後放免となりました。

 そして、不撓不屈の労斗により、諏訪・佐久両郡の諒解を得て、諏訪六ケ村と佐久側から人夫を集め、明治7年に夏沢峠の開通を遂げました。

 本沢温泉初代の原田豊三郎は、この街道の要所に宿があれば旅人や商人の助けになり、また湯川に湧く温泉を開拓すれば湯治客も呼べると思い、八ヶ岳で初の宿を本沢に構えました。

 徐々に温泉のある宿は好評となり、往来の旅人や湯治客を迎えたといいます。

 三代目の原田豊一は、掘削により念願であった2つ目の源泉を得て、内湯「こけももの湯」を設け、また冬でも入浴可能な冬季の外湯「石楠花の湯」を拵えました。

 湯元 本沢温泉
 長野県南佐久郡南牧村海尻 国定公園内


 住所:長野県南牧村海尻国定公園内

 営業時間:温泉自体は通年営業、売店は昼から午後早い時間まで

 本沢直通 090-3140-7312
 赤岳頂上山荘 090-2214-7255
 キレット小屋 090-4716-2008
 山びこ荘 090-5446-1205

 ※予約問合せは、夜8時までに。

 茅野事務所
 〒391-0011 長野県茅野市玉川2382-5
 TEL・FAX:0266-72-3260

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