中央弘前駅は、青森県弘前市大字吉野町にある弘南鉄道大鰐線の駅です。

 大鰐線中央弘前駅
 青森県弘前市吉野町

 弘前市内には古き良き建物が多く残り、レトロを感じる街並みです。

 弘南鉄道大鰐線は、りんご畑鉄道の呼び名で知られています。

 1952年に弘前電気鉄道の駅として開業し、1970年に弘南鉄道に譲渡されました。

 中央弘前駅はJR弘前駅からかなり離れた場所にあり、徒歩なら20分くらいの距離です。

 駅は繁華街の土手町商店街の近くにあり、JR弘前駅と弘前城のちょうど間くらいです。

 土手町商店街は、弘前ねぷたの運行コースの中になります。

 駅は、単式ホーム1面1線の地上駅です。

 電車は1時間に1本くらいで、平日の8時台は2本です。

 1線しかありませんが、閉塞の関係で場内・出発信号機を備えています。

 委託駅員が配置され、駅舎には出札窓口、自動券売機があります。

 駅構内には、2121年4月から津軽塗で製作したストリートピアノが設置されました。

 コインロッカーはありませんが、出札窓口で手小荷物の有料一時預かりも可能です。

 2002年には、弘前公園に近く夏には涼風が心地よい駅として、東北の駅百選に選ばれました。

 駅には自由通路があり、弘前れんが倉庫美術館に通り抜けられます。

 ホームと自由通路がフェンスで仕切られ、駅裏の美術館まで最短距離です。

 切符を購入しなくても、通り抜けは可能なようです。

 駅舎内を見学してから、そのまま美術館方面に向かって歩いて行けます。

 電飾広告スペースには、ねぷた絵が展示されています。

 なお駅は、利用者数の減少などを理由に、2028年3月末に廃止となる予定です。

 アクセスは、弘南鉄道弘南線およびJR東日本の弘前駅から約2kmの距離にあります。

 弘前駅からは、土手町循環100円バス、徒歩、タクシーを利用します。

 最寄のバス停留所は、蓬莱橋、中土手町、中央弘前駅前です。

 【さよなら!】まさかの廃線!あと3年の命。。弘南鉄道大鰐線、大鰐→中央弘前駅の旅(外部リンク)

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