ねぶたの家 ワ・ラッセは、ねぶた祭の歴史や魅力を紹介しています。
ねぶたの家 ワ・ラッセ
青森県青森市安方1丁目1−1
青森市文化観光交流施設であり、2011年1月にJR青森駅の海手にオープンしました。
ワ・ラッセとは、ねぶたの掛け声「ラッセラー」と「笑い」がコンセプトです。
また、ねぶた祭での人と人の『和』、調和の『和』、ねぶたを通じた市民の『環』を表しています。
ねぶた祭りの起源については、七夕行事の眠り流しと仏教に由来する灯籠流しが融合して発展したという説が有力です。
青森ねぶた祭は、青森県青森市で8月2日から7日に開催されるねぶたです。
ねぶたとは、古来日本で、旧暦7月7日の年中行事として行われてきた夏祭りの一つです。
主に東日本各地で行なわれてきましたが、近世以降は津軽地方において盛んです。
青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり、仙台七夕を東北三大祭りと言い、その一つとされています。
毎年、延べ200万人以上の観光客が訪れます。
1980年に、国の重要無形民俗文化財に指定されました。
ねぶたの家 ワ・ラッセは、ねぶたのすべてを1年中体感できる施設です。
1階のねぶたミュージアム・ねぶたホールは、施設のメインとなっています。
ショップでは、ねぶたグッズや青森の工芸品を販売しています。
2階まで吹き抜けのスペースで行われているのは、実際に出陣した大型ねぶたの常設展示です。
ここでは、本物のねぶたの前でのハネト体験や囃子等の演奏を体験できます。
一斉に踊ったり、走ったり、飛び跳ねたりといった動きを取るよう、ハネト(跳人=祭の踊り手)に伝えます。
正式な装束を着ている人であれば、誰でもハネトとして祭に参加が可能です。
2階のねぶたミュージアムでは、ねぶた祭の起源や歴史の紹介を行っています。
ねぶたの制作技術や作風、題材の移り変わりなどを知ることも可能です。
交流学習室では、囃子の練習をはじめ、ねぶたの面づくりや金魚ねぶた制作教室なども実施しています。
イベントホールは客席180席を有し、三味線等の郷土芸能の発表会や各種市民団体の活動などの用途です。
ほかに、青森の良質な食材を活かしたメニューを提供しているレストランもあります。
アクセスは、JR東日本東北本線および奥羽本線青森駅から徒歩約1分です。
自動車なら、青森自動車道青森中央インターから約15分です。
2025年2月14日 ねぶたの家ワ・ラッセ 青森市文化観光交流施設 キュンパスで行く青森紀行(外部リンク)