1977年のアメリカのテレビドラマ「ラブボート」がきっかけになった、と言われているようです。

 「ラブボート」は、当時のプリンセス・クルーズの客船、19904トン、1971年建造のパシフィック・プリンセスを舞台にしたラブ・コメディで、続編に継ぐ続編でなんと20年も続いたそうです。

 このドラマが全米で大ヒットしてクルーズブームが起こり、アメリカでは一般的にクルーズ旅行を楽しむ習慣ができ、多くの方が気軽に参加するようになりました。

 1990年代に入ると、日本船でも大型の豪華客船が登場し、日本でもクルーズ旅行が広く知れ渡るようになりました。

 大型客船を利用した旅行で、5カ月の世界1周クルーズから1Dayクルーズまで内容はさまざまです。

 1,000人から5,000人が一度に乗船できるクルーズ船が就航しており、客室はグレード別に分かれています。

 船内にはマジックショーや映画などを鑑賞できる劇場やカジノなどのアミューズメント、プールやミニゴルフ、アスレティックなどのスポーツ施設、数カ所のレストランなど施設が充実しています。

 荷物を運ぶ必要がなく、また時差による疲れをほとんど感じることなく観光地を周れることから、人気が高まっています。

 寄港地ごとにオプショナルツアーが用意され、途中で離団して再乗船も可能など、好みに応じた旅行を楽しむことができます。

 地中海やカリブ海など、クルーズ船の発着地まで飛行機を利用するフライ&クルーズも人気が高いです。

 料金も手ごろでドレスコードもさほど厳しくなく、気軽にクルーズ感覚を楽しめるカジュアルクルーズも注目を浴びています。

 クルーズでは船は、時刻になればいつの間にか出航し、新しい目的地へと運んでくれます。

 待ち時間だったはずの時間が、音楽の生演奏を聴いたり、お酒を飲んだり、スパでリラックスしたり、いたるところで開かれるイベントに参加するなど、楽しい時間に早変わりします。

 移動する度に、荷物を入れたり出したりする必要がなく、我が家のようにくつろげるのは、クルーズの魅力の一つです。

 旅行中に使う費用の中で意外に大きいのが食事代で、一日3食、全員分の食費を合計すると、大きな出費となります。

 クルーズでは、3食のお食事のほか、ブッフェレストランでの軽食やスイーツまでクルーズ代金に含まれ、食費ゼロでのご旅行が可能です。

 さらに、船内で楽しめるブロードウェイも顔負けのダイナミックなショーや、バーでの音楽の生演奏、数々のイベントも原則無料です。

 食・移動・宿・観光の要素が一体となったクルーズは、体験してみると本当にお得度が高いと感じられると思います。

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