ガザニア

「ガザ」というギリシア人学者の名前が由来となっています。

 ガザはアリストテレスなど、古代ギリシア哲学者の文献をラテン語に翻訳した人物として知られています。

 はっきりとした印象の鮮やかな花を咲かせることから英名では財宝や宝の花を意味する「Treasure flower」、日本では「勲章菊(クンショウギク)」と呼ばれています。

 原産地である南アフリカで自生したものが、ヨーロッパで広く品種改良され、様々な色や形を持つ園芸品種が多くつくられました。

 日本へはヨーロッパで品種改良されたものが明治末期から大正頃に観賞用として輸入されるようになり、現在では暖かい地域などで野生していることもあります。

 ガザニアは日光に反応する性質があり、日光が当たると花が開き、日が落ちた後や太陽が出ない日は閉じてしまいます。

 そして、太陽に当たっているときは、鮮やかな色で光沢によりキラキラ輝いて見えます。

 良いイメージの花言葉がたくさんあります。

 華やかで美しく輝く姿を「きらびやか」、太陽が出ると喜んでいるような様子を「笑顔で答える」、太陽を追いかける親密な関係性を「蜜月」といいます。

 その他にも、形が勲章のような花なので「あなたを誇りに思う」と花言葉がついています。

科・属名 キク科:ガザニア属
和名   クンショウギク
     (勲章菊)
英名   Gazania、
     Treasure flower
学名   Gazania
花の色  オレンジ、黄、赤、
     ピンク、白、バイカラー
     ストライプなど
原産地  南アフリカ
開花期  4~10月上旬

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