道後温泉本館は、愛媛県松山市の道後温泉の中心にある温泉共同浴場です。
道後温泉本館
愛媛県松山市道後湯之町5-6
道後温泉には、道後温泉本館、道後温泉別館飛鳥乃湯泉、道後温泉椿の湯の3つの日帰り温泉施設があります。
道後温泉本館は、道後温泉のシンボル的存在の公衆浴場です。
道後温泉別館飛鳥乃湯泉は、本館から徒歩2分ほどの場所にある飛鳥時代をイメージした湯屋です。
道後温泉椿の湯は、別館に隣接する古くから地元で愛される公衆浴場です。
古くは古事記や万葉集にも登場した日本最古といわれる温泉で、四国八十八景の第54番に当たります。
建物は1894年に建築された歴史ある近代和風建築で、街のシンボル的存在です。
城大工の坂本又八郎が手掛けた建物は、木造三層楼で塔屋を設けた重厚感のあるたたずまいです。
その建築的価値が認められ、1994年には現役の公衆浴場として全国で初めて重要文化財に指定されました。
趣のある城郭式・木造三層楼の本館は、1994年に公衆浴場で初めて建物全体が国の重要文化財に指定されました。
2009年にミシュランガイド(観光地)日本編2つ星に、さらに経済産業省の近代化産業遺産に認定されました。
本館の保存修理工事は、2019年1月に始まり2024年12月に完了しました。
共同浴場番付では、東の湯田中温泉大湯と並んで西の横綱に番付けされています。
通年で朝6時から、太鼓の音とともに入浴できるのも名物となっています。
地元客はもちろん、朝湯を楽しむ観光客もたくさんいます。
一番風呂の開始を告げるのが、本館の振鷺閣から鳴り響く刻太鼓です。
朝だけでなく、正午、夕方、ドーンドーンにも迫力ある音がこだまします。
神の湯には石造りの浴室に砥部焼の陶板画が飾られ、大きな円柱形の湯釜という湯口が鎮座しています。
この浴槽は、道後温泉本館の独特な雰囲気を作り出しています。
霊の湯は神の湯に比べこじんまりとしていますが、浴室に花崗岩の中で最高級の庵治石や大島石を使っています。
壁面には大理石が使用され、高級感あふれる浴室になっています。
夏目漱石の「坊っちゃん」を始め、小説や映画などたくさんの名作に松山の顔として登場します。
宮崎駿監督の映画「千と千尋の神隠し」に登場する油屋のモデルのひとつとされます。
アクセスは、伊予鉄道城南線の道後温泉駅より徒歩約5分です。
自動車なら、松山自動車道松山ICより約20分です。
【日本一時帰国旅】道後温泉3湯めぐり&松山ご当地グルメ! 「道後温泉本館」「伊予食堂おとら」(外部リンク)