スーパーアリッサムは、アブラナ科アリッサム属の半耐寒性の多年草です。
アブラナ科で直根性の植物で、真っすぐ根が伸びる性質があります。
しかし、その根を痛めると植物にダメージを与えてしまいますので、なるべく根を触らないようにして鉢に植えつけます。
1日中日光がよくあたる場所で育て、1日6時間以上日光があたる場所で育てます。
冬は軒下など寒風や強い霜があたるのを避けた場所で育てると、株が傷みにくいです。
土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげるようにします。
目安として春と秋は1日1回、夏は水枯れしないように1日2回程度、最低でも1日1回はあげます。
スイートアリッサムを、厳しい暑さの時期でも夏越しできるように改良された植物です。
スーパーアリッサムは繁殖力が強く、さらに丈夫なことから初心者にも向いています。
スイートアリッサムは、小花が集まって咲く手まりのような花姿がかわいらしい植物です。
スーパーアリッサムは花の1つ1つは小さいですが、4枚花弁の小さな花を密集させて開花させこんもりと愛らしく咲きます。
スイートアリッサムは冬の花のイメージですが、スーパーアリッサム はほぼ周年花が咲きます。
スーパーアリッサムは、うまく夏越しや冬越しができれば翌年も花を楽しむことができます。
耐えるることができる最低温度は、目安として-5℃です。
6~7月上旬と9~10月に、株の形がくずれてきたら形を整える切り戻しをします。
冬は太陽が低い位置にあるため、置き場所により長時間日陰になる場合も多くなります。
花がたくさん咲くように、屋外・屋内どちらも、できるだけ日当たりの良い場所に置いてあげます。
そうすれば、新芽が吹いてがっしりとした株で再び花が楽しめます。
冬にも花が咲く多年草は、最低温度を守り強い霜が直接あたるのを避ければ冬を越すことができます。
カラーバリエーションが豊富で、花期が長いこともあって人気のある花です。
花壇や鉢植え、寄せ植え、グランドカバーに利用されています。
花言葉は、「美しさを超えた価値」「飛躍」「奥ゆかしい美しさ」などです。
「美しさを超えた価値」は、花の美しさだけでなく心をつかまれるほどの価値があるという意味をもちます。
「飛躍」は、スーパーアリッサムの繁殖力の強さを表していると考えられます。
「奥ゆかしい美しさ」は、控えめでありながら美しい花を咲かせる姿から名付けられたといわれます。
科・属 アブラナ科
アリッサム属
学名 Lobularia maritima
英名 Alyssum、
Sweet alyssum
和名 スーパーアリッサム
別名 ニワナズナ、庭薺
原産地 ヨーロッパ、
北アフリカ
開花 ほぼ通年