エンゼルトランペット

 エンゼルトランペットはユリのように見えますが南米原産のナス科の植物です。

 花の形がトランペットに似ていることから名付けられました。

 釣り下がってトランペットのラッパ部分を下にして花を咲かせることから、天使が空からラッパを吹いているように見えます。

 花の色は白、ピンク、黄色などがあり香りも強く夜に咲く種類もあります。

 エンゼルトランペットは観賞用に栽培されることが多いですが、注意が必要なのは、全体に有毒な成分を含んでいることです。

 特に種子や花にはアルカロイドという神経毒が多く含まれており、誤って食べると幻覚や嘔吐、痙攣などの症状を引き起こすことがあります。

 また、花粉や葉の汁に触れると皮膚や目に刺激を与えることもあります。

 エンゼルトランペットは美しい花ですが、取り扱いには十分気をつけましょう。

 特に子供やペットには危険なので、手の届かない場所に置くようにしましょう。

 エンゼルトランペットの育て方は、基本的には日当たりの良い場所で水やりと肥料を適切に与えることです。

 エンゼルトランペットには毒性があるので、手袋やマスクを着用して扱う必要があります。

 鉢植えや庭植えに向いていますが、冬は霜に弱いので室内に入れるか保温対策をしましょう。

 花言葉は「愛嬌」「愛敬」「偽りの魅力」「あなたを酔わせる」です。

 「愛嬌」「愛敬」は、その可愛らしい花の咲き姿に由来します。

 た可憐な見た目にもかかわらず毒性があることから「偽りの魅力」、幻覚作用を起こす毒性を持つことから「あなたを酔わせる」という花言葉も付けられています。

Dsc 0029

科・属   ナス科・ キダチチョウセン
     アサガオ属
学名   Brugmansia
和名   キダチチョウセンアサガオ
    (木立朝鮮朝顔)
     ブルグマンシア
別名   エンゼルトランペット
     ブルグマンシア
原産   熱帯アメリカ

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