ペチュニア

 ペチュニアはかわいらしい花を咲かせる植物です。

 ペチュニアは南米原産で、日本では春から秋にかけて園芸用に栽培されます。

 日本には衝羽根朝顔(ツクバネアサガオ)の名称で渡来しました。

 寒さや雨に弱く、枯れてしまうことも多かったため、日本ではあまり人気がありませんでした。

 1989年に日本の気候にも適応できるように改良された園芸品種「サフィニア」が開発され、人気が高まりました。

 ペチュニアは日当たりと水やりが好きで、肥料もしっかり与えるとよく育ちます。

 赤色やピンク色、紫色などの花色があり、鮮やかなカラーから淡いものまでバリエーションがたくさんあります。

 一重咲きや八重咲など咲き方も豊富で、大輪から小輪まで花の大きさもさまざまです。

 一度に数多くの花を咲かせ、鉢植えはもちろん寄せ植えやハンギングバスケットなどで楽しめます。

 ペチュニアは日照時間が長いほど花が多く咲きますので、できるだけ日の当たる場所に植えましょう。

 水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。

 水切れや水ぶきはペチュニアの敵です。

 ペチュニアの花言葉は「あなたを思う気持ち」「あなたの存在が私にとって大切」「快活」「気まぐれ」です。

 「あなたを思う気持ち」は、ペチュニアの花が一日でしぼんでしまうことから一日中あなたのことを考えているという意味です。

 「あなたの存在が私にとって大切」は、ペチュニアが育てやすく庭やベランダでよく見かけることから身近で大切な人を表します。

 「快活」は、ペチュニアの花が明るく元気な色をしていることから明るく元気な人柄を表します。

 「気まぐれ」は、ペチュニアの花が風に揺れて色々な方向を向くことから自由奔放な性格を表します。

科・属   ナス科ペチュニア属
学名   Petunia x hybrida
英名   Petunia
和名   衝羽根朝顔
    (ツクバネアサガオ)
別名   ペチュニア、ペツニア
原産地  南アメリカ
開花   4月~10月

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