センジュギクは、キク科の多年草で、日本や中国に自生しています。
切花に栽培される園芸種マリゴールドには、アフリカン・マリゴールドとフレンチ・マリゴールドがあります。
マリゴールドはメキシコ原産の一年草で、古くから改良が進み園芸種として多数の品種があり、大別してフレンチ種とアフリカン種 との2つの系統が育成されました。
育成されたフレンチ種が和名マンジュギクと呼ばれる系統で、アフリカン種が和名センジュギクと呼ばれる系統なのだそうです。
花は白やピンク、紫などの色で、秋に咲き、古くから観賞用や薬用に利用されてきました。
花は黄色、オレンジ色、赤褐色、白色の小舌花と、緑黄色、橙色の筒状花からなる頭花です。
直径10 cmを超える大輪のものが多いです。
薬用の効能は、長寿、健康、若返り」などとされています。
センジュギクは、愛する人への贈り物としても適しており、永遠の愛や忠実さを伝えることができます。
センジュギクの名前は、千個の花が一つの茎に咲くという意味ですが、実際にはそこまで多くはありません。
センジュギクは、日当たりと水はけの良い場所を好みます。繁殖は、株分けや挿し木で行うことができます。
センジュギクの花言葉は「永遠の愛」「不変の心」「忠実」などです。
センジュギクの花が長く咲き続けることや、花びらが散らないことに由来しています。
科・属 キク科コウオウソウ属
学名 Tagetes erecta L.
和名 センジュギク(千寿菊)
英名 African marigold,
Mexican marigold,
Aztec marigold |
中国名 万寿菊
原産地 北アメリカ、メキシコ
草丈 10~120 cm
開花 5~10月