道頓堀は、大阪府大阪市中央区の繁華街で町名にもなっています。
道頓堀
大阪府大阪市中央区道頓堀1
日本橋から大黒橋間において、道頓堀川南岸の道頓堀通沿いに広がっています。
なかでも、戎橋以東は道頓堀五座が立地した芝居町にあたります。
松竹座、かに道楽、グリコの看板など、巨大な立体看板が立ち並ぶ大阪・ミナミの代表的な繁華街です。
通りの両側には、たこ焼きや串カツなど多彩な飲食店が軒を連ねています。
町名は道頓堀一丁目と道頓堀二丁目があり、一丁目の堺筋以東は街区符号に「東」が付き郵便番号も異なります。
道頓堀通の南側に芝居小屋、北側に芝居茶屋が並ぶ構造だったため、現在も通の南側に娯楽施設、北側に飲食店が多いです。
道頓堀の名前は商人で開墾者の安井道頓に由来し、日本橋北詰交差点には石碑もあります。
安井道頓が1612年に、私財をなげうって南堀河の開削に着手しました。
安井道頓は摂津国住吉郡平野庄の成安氏出身で、豊臣秀頼と親しく佐渡の金山の下奉行に任じられていたそうです。
大坂夏の陣で道頓は戦死しましたが、大坂城主松平忠明の命で従弟の道トが工事を引き継ぎました。
1615年に運河が完成し、開削者・道頓の功績を後世に伝えるため道頓堀と名付けました。
その後、芝居や歌舞伎の娯楽の街として栄え、茶屋なども増えました。
17世紀後半には、中座、角座、浪花座などの名劇場がオープンし歌舞伎がブームとなりました。
また、1684年には人形浄瑠璃の竹本座、1703年には豊竹座もオープンしました。
日本最大の劇作家の近松門左衛門の歌舞伎や浄瑠璃の大半は、竹本座など道頓堀で初演されました。
竹本座では、近松亡き後も「義経千本桜」「仮名手本忠臣蔵」など、多数の名作が生まれました。
これらが、今の食とライブエンターテインメントの街のもとになりました。
芝居小屋としての劇場は戎橋近くの松竹座だけですが、お笑いのホールもあります。
飲食店は、道頓堀通りの両側にさまざまなジャンルの店が軒を連ねています。
また近年、道頓堀川の両岸に沿うとんぼりリバーウォークも人気を集めています。
新名所として、串かつだるまビルの屋上にだるま大臣が設置され、回転する仕掛けで話題になっています。
2018年頃から、インバウンドで多くの外国人の方が訪れるようになりました。
コロナで一時閑散となりましたが、2022年10月から以前の賑わいを取り戻しています。
アクセスは、地下鉄御堂筋線・千日前線・四ツ橋線、および近鉄線、南海線の難波駅から徒歩すぐです。
自動車では、阪神高速道路道頓堀出口よりすぐです。
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