足立美術館は、島根県安来市にある近現代の日本画を中心とした美術館です。
足立美術館
島根県安来市古川町320
この地に生まれ育った実業家の足立全康が、1968年69歳で着手し1970年71歳で創設しました。
足立全康は裸一貫から事業を起こし、一代で大コレクションをつくりあげました。
作品収集にかける情熱は並外れたもので、数々の逸話が残されています。
アメリカの”ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング”は、約1000の候補地の中から上位50件を毎年発表しています。
足立美術館は、この日本庭園ランキングで20年連続1位を獲得しています。
ミシュラン・グリーンガイドでは、山陰エリア唯一の最高評価の三つ星です。
横山大観の作品は総数120点にのぼり、質・量ともに日本有数のコレクションです。
大観のほかに、竹内栖鳳、橋本関雪、川合玉堂、上村松園ら巨匠の作品も展示されています。
また、北大路魯山人の書と陶芸、林義雄、鈴木寿雄らの童画、平櫛田中の木彫などもあります。
新館では、足立美術館賞受賞作を中心とした現代の日本画を鑑賞できます。
また2020年には、 料理人で陶芸家の北大路魯山人の作品を展示する魯山人館が新設されました。
魯山人館は、開館50周年を記念し2020年4月1日に新たにオープンしました。
足立美術館のもう一つの特色は、その広大な日本庭園です。
庭園は、枯山水庭、白砂青松庭、苔庭、池庭などで、面積は5万坪に及びます。
全康自ら全国から、庭石や松の木などを捜してきたそうです。
毎日手入れや清掃が行われており、絵画のように美しい庭園は国内外で評価が高いです。
借景の手法から、かなたの山や木々までも取り込んで織り成す造形美は見事です。
名画と名園の調和美を堪能できるのは、例年11月中旬から12月上旬ころです。
アクセスは、周辺に駅はなく最寄り駅はJR西日本山陰本線の安来駅で、ここからバスやタクシーを利用します。
ばすなら、JR安来駅より無料シャトルバスで約20分です。
自動車では、山陰自動車道安来ICより約10分です。
山陰の旅 「足立美術館」 Adachi Museum of Art(外部リンク)