角館は秋田県仙北市の地名であり、国の重要伝統的建造物群保存地区の名称でもあります。
現在も藩政時代の地割が踏襲されており、武家屋敷などの建造物が数多く残されています。
角館武家屋敷通り
秋田県仙北市角館町 町東勝樂丁~角館町表町上丁
東北地方の小京都と呼ばれ歴史を感じさせる日本らしい町並みが、半径2kmほどの範囲に今も残っています。
武家屋敷とシダレザクラの美しい景色を見ようと、国内外から多くの観光客が訪れています。
角館は戦国時代は戸沢氏の本拠地でしたが、関ヶ原の合戦後に戸沢氏が常陸多賀郡へ転封となり、佐竹氏が秋田へ入部しました。
角館町の城下町が形成されたのは、1590年に戸沢氏が角館城を築城して城主になったことに始まります。
その後、戸沢氏に代わって秋田藩の支藩として、秋田藩主佐竹義宣の実弟である蘆名義勝が統治しました。
河川の氾濫などから、1620年に古かつて角館城があった城山の南側に新しい城下町を形成するになりました。
1656年に蘆名氏が断絶した後、佐竹氏一族の佐竹義隣が支配し廃藩されるまで一族が統治しました。
武家屋敷通りの有名な枝垂桜は、佐竹義隣の子義明の妻が生家の京都から持ち込んだものといわれます。
江戸時代には城下町として栄え武家屋敷が軒を連ね、そのうち6軒が歴史的建造物として有料か無料で公開されています。
城下町は南北に細長く、北側に城を構えて武家屋敷のある内町があります。
ここに、市指定史跡の石黒家、県指定史跡の青柳家、県指定有形文化財の松本家、県指定史跡の岩橋家、市指定史跡の河原田家、市指定史跡の小田野家があります。
武家屋敷の中には、青柳家や石黒家などで内部の見学も受け付けているところもあります。
町一帯は火除と呼ばれる広場を境に、武士の町と町人の町に区分けされています。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の風景を楽しめます。
特に春の桜は東北の中で名所として知られ、4月中旬から下旬は多くの人で賑わいます。
シダレザクラは武家屋敷の黒塀とのコントラストが美しく、ソメイヨシノは桧木内川の堤に2kmにわたって桜のトンネルをつくります。
周辺にはレンタル着物店や人力車もありますので、着物に着替えて散歩したり人力車に乗ってゆったり散策もできます。
角館武家屋敷を散策するには、約60分の滞在時間が必要です。
アクセスは、JR東日本秋田駅から約45分で角館駅に到着し角館駅から徒歩約20分です。
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