沖縄美ら海水族館は、沖縄本島北西部の本部半島備瀬崎近くにある国営沖縄記念公園・海洋博覧会地区の水族館です。
沖縄美ら海水族館
沖縄県国頭郡本部町石川424番地海洋博公園内
一般財団法人沖縄美ら島財団が管理・運営しています。
沖縄の本島にある美ら海水族館は、国内外の観光客に人気の定番スポットです。
「沖縄美ら海水族館」の「美ら」は、「ちゅら」と読み、沖縄の言葉で「美しい」「綺麗」という意味です。
沖縄の美しい海を再生したいという想いから「美ら海振興会」の名称が付けられました。
水族館好きにも「ここは別格」と言わしめるほどの魅力満載の水族館です。
完成当初世界最大だった大水槽「黒潮の海」を泳ぐジンベエザメ、ナンヨウマンタなどが人気です。
「黒潮の海」は水量7,500立米もあり世界最大級であるほか、総展示槽数は77槽となっています。
2005年にアメリカ合衆国のジョージア水族館が開館されるまでは、世界最大の水槽を持つ水族館でした。
観客と大水槽を隔てるアクリルパネルは高さ8.2m、幅22.5m、厚さ60cm、パネル総重量は135トンあります。
ギネスブック公認の世界最大のアクリルパネルとなっていましたが、2008年10月にオープンのドバイ水族館に記録を更新されました。
「沖縄の海との出会い」をコンセプトに、イノー=サンゴ礁の縁の浅瀬、珊瑚礁、黒潮の海、深海と様々な海の生物を紹介しています。
美ら海水族館にしかいない魚として、たった2匹しかいないツマジロというサメをを展示しているの当館だけです。
また、「サメ博士の部屋」では、サメについての様々な知識を学ぶことができます。
さらに、併設の危険ザメの海水槽には、危険ザメの一種のオオメジロザメやイタチザメなども飼育されています。
2016年には3.5mほどのホホジロザメの成魚の飼育展示に成功しましたが、三日後に死亡しました。
研究機関として、シマツノコシオリエビやシンカイサンゴガニなどの、新種海洋生物の発見にも貢献しています。
水族館の周辺には、オキちゃん劇場のイルカショーなど、無料で見学できる施設も整備されています。
他にも「沖縄の海との出会い」をコンセプトとしたサンゴ礁や深海など様々な海の生物は見ごたえ十分です。
水族館の平均見学所要時間は1時間半~2時間となっています。
海洋博公園の入場は 無料 となっておりますが、沖縄美ら海水族館、熱帯ドリームセンター、海洋文化館は別料金です。
自動車を利用の場合、那覇空港から沖縄自動車道経由で約2時間です。
高速バスを利用する場合、那覇空港から約2時間から2時間30分です。
【沖縄旅行ガイド】世界に誇る沖縄美ら海水族館!(外部リンク)