東尋坊は、福井県北部の海岸線に約1kmにわたって連なる巨大な柱状節理です。
東尋坊
福井県坂井市三国町安島
柱状節理とは、溶岩やマグマが冷えて固まるときにできる割れ目のことです。
マグマが地表近くまで上昇すると温度が下がり体積が小さくなり、五角形や六角形の柱状の割れ目ができます。
東尋坊の柱状節理は、約1300〜1200万年前に噴き出した溶岩が固まってできたものです。
さらに、地殻変動や日本海の荒波で削られ現在の形になりました。
これだけ大規模な柱状節理は世界的にめずらしく、柱状節理世界三大絶勝の一つに数えられています。
地質学的にも貴重であり、国の天然記念物と名勝にも指定されています。
東尋坊という名前は、ここで殺害された福井県勝山市の平泉寺の僧侶の名前です。
あや姫という女性を巡り、恋敵である真柄覚念によって酒に酔わされ、寝た所を見計らって崖に落されました。
その日から49日間も海が荒れたことから、当時の人々はこの地を東尋坊と呼ぶようになったそうです。
現在でも白山平泉寺には、東尋坊跡と書かれた石柱が残っています。
遊歩道、タワー、遊覧船からの景色など、見どころ満載の美しい自然遺産です。
歩いて東尋坊商店街を抜けると、断崖絶壁に到着します。
断崖の上の約4kmの荒磯遊歩道や、高さ約55mの東尋坊タワーから、ダイナミックな奇岩と海の風景を見ることができます。
晴れた日には澄み切った青空と日本海が見え、断崖絶壁とは好対照をなしています。
東尋坊随一の絶壁は大池と呼ばれ高さ25mで、崖から海を見下ろすと思わず足がすくみます。
波打ち際まで下りていける、千畳敷と呼ばれる場所もあります。
福井屈指の観光スポットで、刑事ドラマの撮影地としても知られています。
観光遊覧船も運行していますので、海上からも雄大な岩の景色を眺められます。
東尋坊までの道のりには、たくさんの土産屋があり食べ歩きもできます。
なお、坂井市東尋坊観光交流センターは東尋坊再整備事業のため、令和5年7月1日より閉鎖されています。
再整備事業のメインとなる施設であるビジターセンターは、2028年度の完成を予定しています。
アクセスは、JR福井駅からえちぜん鉄道の東尋坊行バスに乗り東尋坊で下車、または北陸新幹線芦原温泉駅から東尋坊行のバスに乗り東尋坊で下車し徒歩すぐです。
東尋坊-福井県人気観光スポット・アクセス・駐車場・遊覧船(外部リンク)
4K 【東尋坊】観光遊覧船からの絶景 4K [Tojinbo] Superb view from sightseeing boat(外部リンク)