江戸東京博物館は、東京都墨田区横網1-4-1にある東京都立の博物館です。
江戸東京の歴史と文化を振り返り、未来の都市と生活を考える場として1993年3月に開館しました。
2000年にユーゴスラビア・ビエンナーレにて今世紀を創った世界建築家100人に選ばれた、菊竹清訓の設計によるユニークな建物です。
地上7階、地下1階の鉄骨造構造で、地上部分の高さは約62mで、江戸城の天守閣とほぼ同じです。
1階に企画展示室、3階(屋外)に江戸東京ひろば、5階と6階に常設展示室があります。
常設展示のほか、年に4、5回の企画展示や催し物などが開催されています。
吹き抜け構造の5・6階に設けられた常設展示室は江戸ゾーンと東京ゾーンに分かれています。
江戸ゾーンでは、庶民の日常生活、火消し、食生活、文化など、城下町としての江戸に関する展示が行われています。
東京ゾーンでは、明治維新、文明開化、関東大震災、東京大空襲などの展示があります。
隣接する国技館との調和を考え、高床式のユニークな構造の建物になっています。
資料収集・保管、展示などの博物館の根幹業務をとおして、江戸東京の歴史と文化を継承します。
また、調査研究の成果を広く都民に還元し、多彩な普及活動を展開します。
さらに、江戸東京博物館を観光や地域振興の拠点と位置づけ、国内外から訪れる人々の交流を促進します。
開館以来、東京を代表する文化施設として、江戸時代から現代に至る約400年間を中心に、実物資料、復元模型、体験型資料で紹介しています。
指定管理者制度により、公益財団法人東京都歴史文化財団が運営しています。
粋と賑わいを今日的な意義で捉えなおし、館運営の基本方針としています。
江戸東京博物館は、江戸の歴史に楽しく触れ合える海外からの観光客にも人気のスポットです。
広い館内では精巧なジオラマや日本橋を復元した実物大の模型のほか、人力車や動く模型など、江戸文化を体験しながら学ぶことができます。
両国国技館もすぐ近くにあり、大相撲の観戦と合わせて訪れる観光客も多くいます。
2022年4月1日より、施設老朽化に伴う改修工事の為2025年まで休館しています。
分館として、小金井市の小金井公園内に江戸東京たてもの園があります。
江戸東京博物館は、東京都墨田区横網1-4-1 江戸東京博物館にあります。
アクセスは、JR総武線両国駅西口から徒歩3分、都営地下鉄大江戸線両国駅A3・A4出口から徒歩1分です。
江戸東京博物館は大規模改修工事のため、2022年4月1日~2025年度の予定で全館休館中です。
休館中も館外や他会場を活用した事業を実施しています。
休館前の江戸東京博物館をアーカイブに残します!(外部リンク)
鬼滅の聖地?!江戸東京博物館〜東京ゾーン編〜(外部リンク)
鬼滅は「週刊少年ジャンプ」にて2016年11号より連載が開始された漫画で、吾峠呼世晴=ごとうげこよはるによる人と鬼との切ない物語です。
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「鬼滅の刃」も見られます
【mieru-TV(みえるTV)】新作映画・アニメ・ドラマ配信ーーーーーー