新宿御苑は、東京都新宿区と渋谷区に跨がる環境省所管の庭園です。
新宿御苑
東京都新宿区内藤町11
もともとは、江戸時代に信濃高遠藩内藤家の下屋敷のあった敷地です。
1872年に農業振興を目的とした内藤新宿試験場となり、1879年に皇室の御料地、農園の新宿植物御苑となりました。
1879年に新宿植物御苑が開設され宮内省の管理するところとなり、1906年に新宿御苑として開園しました。
第二次世界大戦後に国民公園となり一般公開され、現在は環境省管轄の国民公園として親しまれています。
2006年に新宿御苑の名を冠してから、100周年を迎えました。
開園100周年事業の一環として、絶滅が危惧されている植物の保護センターの設置が計画されました。
広さ58.3ha、周囲3.5kmの庭園には、フランス式整形式庭園、イギリス式風景式庭園、伝統的日本庭園があります。
整形式庭園はプラタナス並木が美しく、風景式庭園は広大な芝生とユリノキが高くそびえ、明るくのびやかな景観を呈しています。
また、伝統的な日本庭園を巧みに組み合わせており、明治を代表する近代西洋庭園ともいわれています。
豊かに茂る樹木は約1万本を数え、ユリノキ、プラタナス、ヒマラヤシーダー、ラクウショウなどの巨樹が独特の景観を呈しています。
春には桜が公園をピンク色に染め、秋には見事な紅葉や皇室ゆかりの菊花壇展が楽しめます。
日本さくら名所100選に選定されており、65種・約1300本の桜があります。
ソメイヨシノが見ごろを迎える3月下旬から4月上旬にかけて多くの来園者を迎えます。
一般財団法人国民公園協会では、イチヨウを御苑の桜の代表品種として位置付けています。
イチヨウ等の多品種のヤエザクラが見ごろを迎える4月中旬から下旬が、御苑の桜のベストシーズンです。
庭園と温室にはいろいろな植物が植樹されています。
春の桜、夏の緑、秋の菊と紅葉、冬の温室と冬景色、四季折々の風情と豊かな自然とふれあい、語りあえます。
新宿御苑は、都心に残された貴重なオアシスといえます。
ふだんは予約の必要無く入園できますが、花見の時期には混雑緩和・事故防止のため事前予約制を実施しています。
新宿御苑に入るのに入園料が大人500円かかりますが、温室に入るのは無料です。
園内はアルコールの持ち込みが禁止されているため、季節を問わずゆっくりと自然を楽しめます。
新宿駅から新宿御苑までの距離は近いですが、出口を間違えると途端に別世界になります。
新宿御苑にも3つの門があり、新宿門はJR新宿駅からは徒歩で10~15分ほどかかりますが、定番といえます。
東京メトロ副都心線「新宿三丁目」駅E5出口より徒歩約5分、西武新宿線「西武新宿」駅より徒歩約15分です。
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅出口1より徒歩約5分、都営新宿線「新宿三丁目」駅C1、C5より徒歩約5分です。
【東京 新宿御苑】広大な芝生と庭園にイメージが変わりました(外部リンク)