市立室蘭水族館は、北海道室蘭市の道内最古の水族館です。
市立室蘭水族館
北海道室蘭市祝津町3丁目3−12
北海道初の水族館で、1951年着工し1953年6月21日に北海道立水族館として開館しました。
そして1962年4月1日に、北海道より室蘭市に移管されました。
2023年3月16日に、室蘭民報社と室蘭市が命名権スポンサー契約を締結んでいます。
4月1日より、室蘭民報みんなの水族館(略称・むろみん水族館)となりました。
ただし、正式名称の市立室蘭水族館は変更されていません。
室蘭市には明治後期に、日英3社合弁で現在の日本製鋼所室蘭製作所が作られました。
続いて、現在の日本製鉄北日本製鉄所室蘭地区が設立され、鉄のまちとして発展しました。
東北・北海道を代表する、重化学工業のある港湾都市の一つです。
一方、測量山は渡り鳥の中継地として200種類もの野鳥が観測されています。
また、室蘭近海はイルカ・クジラなどの海洋哺乳動物に出会える機会もあります。
市立室蘭水族館はその昔、鯨の解体工場があった土地に、市民の憩いの場として作られたものです。
管理運営を行っている現座の指定管理者は、一般社団法人室蘭観光協会です。
飼育され展示されているのは、道内に生息する生物や本州方面に生息する珍しい熱帯魚など約120種類です。
1階には、クラゲ水槽6槽、半円形水槽、浅海系6槽、暖海系3槽、寒海系7槽、深海系6槽、企画展示水槽があります。
2階には、熱帯魚水槽9槽、北海道周辺に分布する海獣類等のパネル、オウギハクジラ骨格標本があります。
室蘭の自然の海を堪能しつつ、海で暮らす生物の生態にふれることが可能です。
日本で初めてアブラボウズの稚魚から成魚への飼育に成功し、シンボルフィッシュはアブラボウズです。
アザラシ、トド、ペンギンがショーを行い、人々の目を楽しませます。
フンボルトペンギンの大行進は、よちよち歩く姿が愛らしいです。
水族館の敷地内には、観覧車など有料で遊べる遊具施設もあります。
遊具施設もあり、メリーゴーランド、観覧車などの有料施設があります。
アクセスは、JR北海道室蘭本線室蘭駅で下車し、道南バス絵鞆団地行きバスに乗車、みたら水族館前バス停より徒歩約5分です。
自動車では、道央自動車道室蘭ICから約15分です。
旅好きおじさんの水族館訪問記 vol.7 市立室蘭水族館(外部リンク)