姫路城は播磨国飾磨郡、現在の姫路市街の北側にある姫山および鷺山を中心に築かれた平山城です。

 姫路城
 兵庫県姫路市本町68

 

 姫山は桜が多く咲いたことから桜木山、転じて鷺山とも言いました。

 また、天守のある丘が姫山、西の丸のある丘が鷺山とすることもあります。

 日本における近世城郭の代表的な遺構で日本100名城のひとつであり、江戸時代以前に建設された天守が残る12天守の一つです。

 中堀以内のほとんどの城域が特別史跡に、現存建築物の内、大天守・小天守・渡櫓等8棟が国宝に、74棟の各種建造物が重要文化財に指定されています。

 シラサギが羽を広げたような優美な姿から、白鷺城の愛称で親しまれています。

 白漆喰総塗籠造りの城壁や5重6階地下1階の大天守と東、西、乾の小天守が渡櫓で連結された連立式天守が特徴です。

 始まりは1346年の赤松貞範による築城とする説が有力ですが、小寺氏の家臣、黒田重隆・職隆父子による築城を最初とする説もあります。

 戦国時代後期から安土桃山時代にかけて黒田氏や羽柴氏が城代になり、本格的な城郭に拡張されました。

 そして、関ヶ原の戦いの後に城主となった池田輝政によって、今日見られる大規模な城郭へとさらに拡張されました。

 1914年に姫路市会の決議を経て、軍用地を除き姫路市への無償払い下げが決定し公開されることになりました。

 今の大天守は1609年に建築されたもので400年以上経過していますが、現在でも美しい姿を残しています。

 その美的完成度から、1993年には日本ではじめてユネスコの世界文化遺産として登録されました。

 江戸時代初期に建てられた天守や櫓等の主要建築物が現存し、国宝や重要文化財に指定されています。

 また、主郭部を含む中堀の内側は姫路城跡として、国の特別史跡に指定されています。

 運営業務の経費節減、来城者のおもてなしを強化することを目的として、観光客への案内や改札業務等は民間企業に委託されています。

 2017年から乃村工藝社が請け負い、2018年3月以降は近畿日本ツーリスト関西が受託者となっています。

 スムーズに見学するには、姫路城全体として1時間半から2時間程度かかります。

 姫路城の見どころは、天守閣、大手門、和船巡り、城見台公園、菱の門などです。

 大天守内の一般公開後は混雑することから、場合によって2~3時間程度の待ち時間が発生することもあります。

 アクセスは、JR西日本の山陽新幹線・山陽本線・姫新線・播但線の姫路駅姫路城口からは徒歩約20分です。

 山陽電気鉄道本線の山陽姫路駅からは徒歩約15分です。

 姫路城の歴史と見どころ(外部リンク)

 【歴史解説】ただの伝説?言い伝え?姫路城に纏わる謎 5選!(外部リンク)

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