(ダイホンザン ダイショウイン)
大聖院は、広島県廿日市市宮島町にある真言宗御室派の大本山の寺院です。
山号は多喜山で滝山ともいい、多喜山大聖院水精寺=すいしょうじと号します。
空海が唐より帰朝後宮島に渡り弥山で修行し、806年に開基しました。
皇室との関係も深く、鳥羽天皇勅命の祈願道場として、明治天皇行幸の際の宿泊先に、さらに秀吉が茶会を開いた格式高いお寺です。
宮島で最古の歴史を持つ寺院で、厳島神社の別当寺として祭祀を司り、社僧を統括してきました。
大本山 大聖院は厳島神社から10分ほど歩いたところにあります。
弥山山頂付近の弥山本堂に虚空像菩薩、三鬼堂に守護神である三鬼大権現、不動明王本尊の不消霊火堂などが建ち並んでいます。
霊火堂にある「きえずの火」は、西暦806年に弘法大師が護摩修行した際の火を、現在まで毎日絶えることなく守り続けています。
また、広島平和記念公園の「ともしびの火」のもと火にもなっています。
その霊火で焚かれている大茶釜の霊水を飲むと、万病に効くといわれています。
重要文化財の不動明王や十一面観音菩薩像などをはじめ多くの仏像や曼荼羅があります。
暗闇をすすむ戒壇めぐりなど、厳島神社とはまた違った魅力を発見できるスポットです。
中国三十三観音第十四番札所、山陽花の寺二十四か寺第一番札所、広島新四国八十八ヶ所霊場第八十七番札所です。
厄除け開運のご利益が大きいことから日本三大厄除け開運大師の一つに数えられる、霊験あらたかなお寺です。
日本三大厄除け開運大師のうちの一つで、摩尼殿への階段には摩尼車が多数設置されています。
弥山への登山ルート入り口に隣接し、高台からの眺めが良く、昔からの風情を残す周囲の街並みがあります。
年間を通じて多くの参拝者があり、大半の人が大師と三鬼大権現の参拝を行っています。
正月と節分には特にたくさんの参拝者があり、厳島の大鳥居、神社の回廊を見て帰る人が多いです。
本当の宮島の良さは、弥山からの眺めだと言われています。
伊藤博文も「宮島の真価は弥山の頂上からの眺めにあり」といい、当時多額の出資をして弥山登山道を造りました。
弥山の山頂から辺りを見回すと、瀬戸内海に浮かぶ島々や遠くの四国や九州をも見渡せます。
大聖院には、嚴島神社の参拝順路の出口から弥山へ向かって600mほど奥へ進むと到着します。
参拝しながら、境内に点在する歴史深い建造物をゆっくりと巡りましょう。
また、大聖院ではオリジナルの体験コンテンツのDeep宮島や、僧侶と境内を巡るプライベートツアー、自分を高めるための修業体験を実施しています。
アクセスは、山陽本線宮島口駅または広電宮島口駅から宮島口桟橋に行き、そこから船で約10分の宮島桟橋下船して徒歩約20分です。
⛩宮島大聖院の境内がローソクで彩られます。宮島にある寺院で最も歴史が深いのが真言宗御室派(総本山仁和寺)の大本山大聖院です。(外部リンク)
宮島大聖院 紅もみじライトアップ(外部リンク)