函館公園こどものくには、函館公園の中にあるアミューズメントパークです。
函館公園こどものくに
北海道函館市青柳町17−4
小さいながらも、乗り物などのアトラクションがいろいろ詰まっています。
もともとは、製菓会社が1954年の北洋漁業再開記念北海道大博覧会のために五稜郭公園内に整備した施設でした。
これを1956年に函館公園に移設し、こどものくにとして開園しました。
こどものくには、最近、テレビのバラエティ番組や旅番組で紹介されたこともあります。
函館公園は近代日本の代表的な都市公園の1つで、文化財保護法に基づく登録記念物に登録されています。
1878年に公園造成の土工に着工し、1879年11月3日に開園式が行われました。
函館公園の敷地は財務省所管の国有財産で、函館市が無償貸与を受けています。
函館公園の特色は、活発な住民参加によって造成されたことです。
日本国内でも類いまれな公園であり、「日本の歴史公園100選」や「北の造園遺産」にも選定されています。
こどものくにの管理運営は、当初から北海興業という家族経営の民間企業が担っています。
北海興業株式会社は、1951年創業の給油・石油製品外販・不動産事業を行っている会社です。
函館は雪が積もりますので冬は閉鎖されますが、春には営業を再開し親子連れで賑わいます。
こどものくにには、親子そろってハマるアトラクションがたくさんあります。
中でも観覧車は、日本国内に現存する最古の希少なものです。
二本の支柱間に直径8mのホイールを取り付け、その外周に8台のゴンドラを吊り下げています。
ホイールは二本背合せの山形鋼を放射状に配し、外周と中間二か所を山形鋼で八角形に繋いでいます。
敷地面積はそれほど広くないのですが、アトラクションは豊富です。
チケットは1枚300円で一つのアトラクションで使え、お得な8枚つづり2000円もあります。
アクセスは、JR函館駅前から市電谷地頭行きに乗り、青柳町下車徒歩約3分です。
自動車では、JR函館駅の所から約10分です。
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