お稲荷さんと親しまれる伏見稲荷大社は、全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮です。
伏見稲荷大社
京都府京都市伏見区深草藪之内町68
その歴史は平安遷都よりも古く、711年の創建と伝わります。
境内には重厚な社殿・摂末社が建ち並び、庶民の信仰を集めています。
ご祭神は、宇迦之御魂大神・佐田彦大神・大宮能売大神・田中大神・四大神の五柱からなる稲荷大神です。
ご利益は、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、諸願成就があるとされます。
境内を歩けば至るところで、稲荷大神のお使いであるキツネに出会います。
楼門前には阿吽の狐の像が鎮座し、向かって右は玉、左は鍵をくわえています。
他にも、巻物や稲穂をくわえていたりするのもあり、格好もさまざまです。
本殿背後より奥社に通じる参道の、数多くの朱塗りの鳥居は千本鳥居と呼ばれます。
参拝者の思いがこもった鳥居は、いまでは境内全域に約1万基が並ぶといいます。
朱塗りの鳥居がズラリと連なる光景は圧巻で、とても圧倒されます。
江戸時代以降に、願いごとが「通るように」または「通った」というお礼をこめて鳥居の奉納が広まったそうです。
はじめの鳥居のトンネルを抜けた先にある奥社奉拝所では、おもかる石にチャレンジしてください。
願いごとを思いながら、石灯籠の上にのる宝珠石を持ち上げ、予想より軽ければ願いが叶うそうです。
そのさらに奥の三ツ辻辺りで折り返す方が多いのですが、境内はとても広く稲荷山全体が信仰の対象となっています。
稲荷山は標高約233メートル、一周約4キロで、歩くと2時間ほどかかります。
頂上にあるのが一ノ峰上社で、末広大神と称えられる神様を祀っています。
末広がりだけあって縁起が良く、お参りすると何事もうまくいきそうです。
お山めぐりの途中には、眼、喉、無病息災にご利益があるという健康にちなんだお社が多くあります。
ぐるりお山をめぐり下りてきたら、八島ヶ池ほとりの休憩所で散策の疲れを癒やしてください。
年中無休で24時間参拝できますので、ひと気のない千本鳥居を撮影したい場合は早朝が最適です。
アクセスは、JR奈良線稲荷駅からは徒歩すぐ、京阪電鉄京阪本線伏見稲荷駅からは徒歩約5分、市バス伏見稲荷大社前からは徒歩約7分です。
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[京都|Kyoto]”伏見稲荷大社”を観光|美しい境内と千本鳥居|(外部リンク)