ビデンス

 200種以上が世界中に分布しているキク科の植物です。

 植物分類は「キク科・ビデンス属」であり、コスモスの種類ではありません。

 ラテン語より種に二本の刺があることが由来となっており、学名の Bidens はラテン語で二の意味「bi」と、歯の意味「dens」という言葉が語源になっています。

 日本にも帰化して半野生化している種類もあるほど丈夫で、地植えもできる育てやすい花です。

 夏から冬に、中心が黄色で外側にかけて白いグラデーションのある可憐な花を咲かせます。

 品種により白が混ざらない黄色のみの花もあり、開花時期も異なります。

 ウィンターコスモス、キクザキセンダングサ(菊咲き栴檀草)、キンバイタウコギ(金梅田五加木)とも呼ばれます。

 花言葉は「淡い恋」「もう一度愛します」「調和」「真心」です。

 「淡い恋」は、春から夏の恋の季節に咲く赤やピンク色の花ではなく、淡い黄色の花が秋から冬の季節に咲くことからつけられたようです。

 「もう一度愛します」は、暖かい地方では真冬を除いてほぼ周年花が咲くことからつけられたようです。

 また、コスモスに似ている花姿からコスモスと同じ花言葉「調和」「真心」もつけられています。

名前    ビデンス
      ウィンターコスモス
      Winter cosmos
科・属   キク科センダングサ属
学名    Bidens spp.
      Bidens laevis
花の色   黄、白など
開花時期  5~1月
原産国   北アメリカ

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