日本庭園や洋風庭園などに多く植えられています。
ヒイラギのような葉が特徴のヒイラギナンテン(柊南天)は、常緑低木です。
ヒイラギ(柊)のように刺があり、葉がナンテン(南天)のように複葉で実の付き方が似ていることから名付けられました。
ナンテンも同じメギ科ですが種が異なり、また、モクセイ科のヒイラギとは科が異なります。
中国からヒマラヤにかけてが原産と見られ、江戸時代初期に渡来したとされています。
中国雲南省には冬咲き種も分布しているようですが、日本で普及しているのは春咲き種です。
学名の「Mahonia japonica」の「Mahonia(マホニア)」は、19世紀に活躍したアメリカの植物学者であるマクマホン博士(Mc.Mahon)の名前が由来です。
耐寒性や耐暑性に優れ、半日陰や日陰でも十分育ちます。
ただし、夏の時期には日差しが強い場所で育てると枯れやすくなるため、保管場所には気を配る必要があります。
3月~4月頃に黄色い小花を沢山咲かせ、その後、秋に青紫色のブドウに似た実をつけ、霜に当たると赤褐色に葉が色づきます。
樹高は約2mで生垣にも最適で、秋になると赤色などに紅葉し、お庭を綺麗に彩ってくれます。
「ナンテン=難を転じる」という語呂合わせから縁起の良い木としても知られています。
魔除けとして、鬼門(北東)または裏鬼門(南西)に植えると良いとされています。
花言葉は、「激しい感情」「激情」「愛情は増すばかり」です。
「激しい感情」「激情」は、葉の形がヒイラギのような鋸歯であることが由来とされています。
また、ヒイラギナンテンの花姿や果実から、愛情は増すばかりという花言葉が付けられたようです。

学名 Mahonia japonica
科・属 メギ科メギ属(マホニア属)
原産地 中国、台湾、ヒマラヤ
別名 マホニア、
トウナンテン(唐南天)