ハーデンベルギア

 ハーデンベルギアは、マメ科の半耐寒性常緑つる性植物です。

 オーストラリア原産で、暑さや寒さに強く、丈夫で育てやすい品種です。

 ハーデンベルギアは、日本では小町藤という名でも親しまれています。

 年の暮れから春にかけて細かい花を房状に咲かせ、開花期も長く楽しめます。

 花は、深い紫からピンクまで色合いの鮮やかなエンドウ状です。

 早春のまだ花が少ない時期に、フェンスや壁面を華やかに彩ってくれます。

 冬と初春に盛んに咲き、コンパクトな樹姿に鮮色の小さな花がよく映えます。

 細長い茎には、革のような槍形の葉が装飾されます。

 短期間であれば、マイナス4度位の低温にも耐えることができます。

 暖かい土地以外では、鉢植えのまま育てて冬は日当たりの良い室内で管理します。

 鉢植えでは、2年に1度のペースでひと周り大きな鉢に植え替えします。

 サイズを維持したい場合は、同じ鉢を使って土は新しくして植え替えます。

 水はけのよい土を好みますので、土の乾きすぎと過湿には注意が必要です。

 地植えの場合は、根付いたら基本的に水やりは必要ありません。

 鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るぐらい水をたっぷり与えます。

 春から秋は半日陰か日当たりに置き、夏は西日を避けるようにします。

 花後に短く切り戻し、一回り大きな鉢に植え替えます。

 花言葉は、「出会えてよかった」「運命の出会い」「幸せが舞い込む」「思いやり」です。

 ハーデンベルギアは、甘い香りの花を12月頃から5月頃までたわわに咲かせます。

 たくさんの花が咲く様子が蝶が舞う姿にも見え、それが幸運をイメージさせます。

Dsc 0147

科・属  マメ科
     ハーデンベルギア属
学名   Hardenbergia
英名   Vine lilac
和名   ハーデンベルギア
別名   コマチフジ、小町藤
原産地  オーストラリア
開花   12月~5月

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