ネモフィラ

 ネモフィラは、ムラサキ科ネモフィラ属に分類される一年草です。

 属名のNemophilaは、nemos(小さな森)+phileo(愛する)の合成語です。

 その名の通り、本属の植物は森の中の陽だまりなどに群落を作って自生することが多いです。

 原産地及び自生地は、北アメリカの西部アメリカの牧草地や草原、森林の木陰などです。

 外来種であるため、野生化して在来の植物や生態系に悪影響を及ぼすこともあります。

 澄んだブルーの花が愛らしく、春の花壇やコンテナの寄せ植えなどに利用されます。

 一度にたくさんの種をつけて繁殖力が強く、こぼれ種で自然と増えていきます。

 種が小さいため、風に乗って飛ばされ思わぬ場所で芽を出すこともあります。

 発芽適温は18~20℃で、普通は秋まきですが寒地では春まきです。

 発芽日数は8~10日で、茎葉が折れやすく移植しにくいので、小さなポットやセルトレーに直まきして育てます。

 細かく切れ込んだ葉が密に茂り、自然に分枝して咲きながら大きく成長します。

 株張りは20cm以上になり、鉢やコンテナの縁からあふれるように咲かせます。

 ネモフィラは、横に広がる性質から緑化植物としても利用されます。

 ハナビシソウ、リナリア、リムナンテス、ギリアなどと混ぜて秋にタネをまくと、4月に花いっぱいに咲かせます。

 地面がない場合は下垂しながら成長し、ハンギングバスケットやコンテナの角などに適しています。

 適地に植えれば、放任状態にしてもよく花をつけます。

 水のやり過ぎやチッ素過多は、茎葉が軟弱に茂りすぎ花つきも悪くなります。

 花つきをよくするには、日当たり・風通しのよい環境を保つようにします。

 花色は、青色の他に白色、紫色、青紫色などがあります。

 ゴールデンウイークの頃まで咲いていれば、十分に楽しんだことになります。

 花言葉は、「可憐」「成功」「あなたを許す」「清々しい心」です。

 「可憐」「清々しい心」は、青い小花がふんわりと茂る様子から来ています。

 「成功」は、厳しい環境でもぐんぐん育っていく丈夫な一面に由来します。

 「あなたを許す」は、ネモフィラという美しい女性に恋をしたひとりの男性についてのギリシャ神話から来ています。

Dsc 0165

科・属  ムラサキ科
     ネモフィラ属
学名   Nemophila
英名   Baby Blue-Eyes
和名   ネモフィラ
別名   ルリカラクサ、
     瑠璃唐草、
原産地  北アメリカ
開花   3月~5月

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