小さな可愛い花を次々と咲かせるゴマノハグサ科の植物です。
地植えで育てるとこぼれ種で増え、気が付くと群生していることもあります。
南アフリカに自生する1年草もしくは宿根草で、草丈は15~40cmほどで、葉はギザギザしており、伸びた茎の先に小さな花を連なって咲かせます。
大きく分けて、一年草のタイプと宿根ネメシアと呼ばれる多年草タイプがあります。
通常、一年草のネメシアは「ネメシア」、多年草のネメシアは「宿根ネメシア」と呼び分けられています。
一年草のネメシアは高温多湿に弱く、夏に枯れてしまうのが特徴です。
宿根ネメシアは東京以西の暖かい地域で霜に当たらなければ越冬しますが、宿根草とはいえ2~3年で枯れてしまうのが一般的です。
一年草のネメシアは4月~6月頃に開花、宿根ネメシアは四季咲き性の性質があり、真冬と真夏以外の10月~6月頃に開花します。
一年草のネメシアの花色は青紫、赤、ピンク、黄色、オレンジ、白など、宿根ネメシアの花色は青紫、ピンク、白、複色などがあります。
花言葉は、「包容力」「正直」です。
可愛い小花が無邪気に集まってふんわりと咲く姿から、イメージされて付けられたのではと言われています。
科・属名 ゴマノハグサ科・
ネメシア属
学名 Nemesia
英名 Nemesia
原産地 南アフリカ
開花期 3~6月
宿根草 10~12月
花色 赤、白、青、黄、紫、
ピンク、オレンジ
別名 海蘭擬
(ウンランモドキ)