ネムノキは、日本や中国などの東アジアに自生する落葉高木です。
和名のネム、ネブは、夜になると葉が閉じること(就眠運動)に由来します。
夜になるとゆっくりと葉を閉じることから、「眠りの気」が訛って「ネムノキ」と呼ばれるようになったといわれています。
夜になると葉を合わせるように閉じる習性があり、中国では、ネムノキは夫婦円満の象徴とされていました。
このことから、「合歓木」という漢名がつけられました。
ネムノキの花は白やピンク色で、春に咲きます。
花は香りが強く、蜜源植物としても重要です。
観賞用の他に、街路樹としても使われることがあります。
害虫駆除、鎮痛、家畜の飼料などにも利用されます。
ネムノキの木は、家具や建材などに利用されます。
また、葉や花は民間薬としても用いられます。
ネムノキは、美しい花と眠りをもたらす効果で知られる植物です。
花言葉は「歓喜」「胸のときめき」です。
花言葉の由来 ネムノキは夜になると葉を合わせるように閉じる習性があり、中国ではネムノキは夫婦円満の象徴とされます。
「歓喜」「胸のときめき」は、ネムノキの習性と夫婦円満の象徴が由来です。
科・属 マメ科ネムノキ属
学名 Albizia julibrissin
和名 合歓木(ネムノキ)
英名 Silk tree
原産地 日本、中国、朝鮮半島、
イラン、アフガニスタン
開花 6月~7月