春には上品な白い花を咲かせ、秋には葉が紅葉して長く楽しめます。
生垣に使用されることが多く、剪定に強い特徴があるので好みのサイズで生垣を楽しむこともできます。
花名の灯台躑躅=ドウダンツツジは、枝分かれした姿が「結び灯台」の脚部に似ており、その「トウダイ」が転訛したものといわれます。
また、道教の神である太上老君が誤ってこぼした霊水がこの木にかかり、まるで満天の星のように輝いたという中国の伝説から満天星躑躅=ドウダンツツジとも書きます。
属名の学名「Enkianthus(エンキアンサス)」は、ギリシア語の「enkyos(妊娠)」「anthos(花)」が語源となり、ドウダンツツジの膨らんだ花の様子にちなみます。
花言葉は「節制」、「上品」、「私の思いを受けて」などがあります。
ドウダンツツジの白く美しい姿に由来して「上品」がつけられました。
また、ドウダンツツジは丈夫である程度の環境でも耐えられることから「節制」がつけられたと言われています。
科・属名 ツツジ科
ドウダンツツジ属
学名 Enkianthus perulatus
和名 ドウダンツツジ
灯台躑躅
満天星躑躅
英名 Enkianthus
Dodan-tsutsuji
原産地 日本