センニチコウ(千日紅)

 センニチコウは、ヒユ科のセンニチコウ属に属する植物で、春播きの一年草や多年草があります。

 熱帯アメリカや熱帯アフリカが原産地で、日本には江戸時代に渡来しました。

 花期が長く、ドライフラワーにしても色あせないことが特徴です。

 花びらはなく花序の周りにある苞という部分が色づいて見えます。

 色は赤や紫、ピンク、白、黄などがあり、ドライフラワーにも向いています。

 センニチコウの名前は、花が長く咲き続けることから「千日紅」と呼ばれるようになったと言われています 。

 センニチコウ属には熱帯アメリカを中心に100種以上が分布していますが、日本で栽培されているのは主にセンニチコウとキバナセンニチコウの2種です。

 センニチコウは草丈が50cmくらいで、紫やピンク、白などの花を咲かせます。

 キバナセンニチコウは草丈が80cmほどで、黄色や赤などの花を咲かせます。

 どちらも暑さや乾燥に強く、5月から11月まで開花します。

 観賞用や薬用に栽培されており、花や根には抗炎症や利尿などの効果があるとされています。

 また、日当たりと水はけの良い場所を好み、肥料は少なめに与えるとよいと言われています。
 
 花言葉は「色あせぬ愛」「不朽」などです。

 センニチコウの長い花期やドライフラワーにしても美しい花色を保つことに由来します。

科・属   ヒユ科センニチコウ属
学名   Gomphrena globosa
英名   Globe amaranth
和名   千日紅(センニチコウ)
別名   千日草(センニチソウ)
原産地  熱帯アメリカ、
     熱帯アフリカ
開花   7月~11月
花色   紅・白・紫・朱色・樺色
     ・ピンク

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