ススキ (芒、薄)

 花名は「茎(くき)」が「すくすくと」成長することから、「すすき」としたという説があります。

 ほかに、「まっすぐに立つ」という意味の「スス」と茎を意味する「キ」が合わさったという説や、神楽で使われていたことから「清らか」という意味の「スス」と「禾(のぎ)」が合わさったという説もあります。

 語源は異なりますが、いずれもススキが力強く茎を伸ばす姿を思わせます。

 本来の生息地ではない海外では駆除の対象になるくらい、生命力の強い植物です。

 イトススキは、庭植え用の園芸種で、野生種よりも細い葉をつけて小柄で、草丈は80cmほどです。

 ヤハズススキは、葉に白い斑が入る園芸品種で、草丈は100cmほどです。

 姫ヤハズススキは、ヤハズススキ同様、葉に斑が入りますが、草丈は50cmほどとコンパクトです。

 タカノハススキは、矢羽ススキとも言われ、葉に斑が入り、草丈は200cmほどにもなります。

 花言葉は「活力」「勢い」「生命力」「心が通じる」です。

学名   Miscanthus sinensis
和名   尾花、乱れ草、袖ふり草
英名   silver grass
科    イネ科
属    ススキ属
原産地  中国、朝鮮半島、日本
     台湾
開花期  9月〜11月
草丈樹高 100~200cm

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