ふわふわとしたフリルのような花がかわいらしく、色のバリエーションが豊富で、寄せ植えやお部屋の一輪挿しで人気があります。
古くからヨーロッパで品種改良が進み、定番の一重咲きだけでなく、最近ではペンステモン咲きや八重咲きの品種も人気があります。
春の花で最盛期は5、花色は赤、ピンク、白、オレンジ、黄、紫などです。
地中海原産の多年草ですが夏の暑さに弱いため、日本では半耐寒性の一年草として扱います。
草丈は20cm~1m程まで品種によって異なり、花茎を大きく伸ばして、その先に金魚に似た色鮮やかな花を咲かせます。
キンギョソウ(金魚草)という名前は、花が泳いでいる金魚のように見えることにちなみます。
日本や中国では「金魚」、英語では「龍の口」、ギリシャ語では「鼻」という意味の名前でよばれています。
学名「Antirrhinum(アンテリナム)」は、ギリシア語で「鼻に似ている」という言葉がその語源になります。
英名のスナップドラゴン(Snapdragon)は「かみつきドラゴン」という意味で、花の形がドラゴンの口に似ていることにちなみます。
花言葉は、「おしゃべり」「でしゃばり」「おせっかい」です。
「おしゃべり」「でしゃばり」「おせっかい」は、口をぱくぱくさせて話しているような花姿に由来します。
科・属名 オオバコ科
キンギョソウ属
学名 Antirrhinum majus
和名 金魚草
(キンギョソウ)
別名 スナップドラゴン、
アンテリナム、
スナップ
英名 Snapdragon
原産地 南ヨーロッパ、
北アフリカの
地中海沿岸