クマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木です。
ムラサキシキブ(Callicarpa japonica)の仲間で、高さは2~3メートルになります。
葉は楕円形から卵状楕円形で、先端が尖ります。
秋には、しばしば紫色を呈することがあります。
6月から7月ごろ、紫色がかった花をつけ、秋には藤紫色の果実が見られます。
学名は Callicarpabodinieri、英名は Beautyberry, Bodinier beautyberrです。
Callicarpa(カリカルパ)は、ギリシア語の「callos(美しい)」と「carpos(果実)」が語源で、果実が美しく熟すことにちなみます。
和名の「紫式部(ムラサキシキブ)」は、紫色の実の清楚な美しさを、源氏物語の作者の紫式部(平安 時代中期の1000年頃の人物)にたとえたといわれます。
もともとは紫色の実がたくさんなるという意味の「紫敷き実(ムラサキシキミ)」と呼ばれていたものがムラサキシキブに変化したともいわれます。
花言葉は、「聡明」 「上品」 「愛され上手」です。
「聡明」は、才女としての逸話が多い紫式部にちなむといわれます。
「愛され上手」は、美貌と才能に恵まれ多くの女性に愛された光源氏にちなむともいわれます。
原産地 中国
別名 アメリカムラサキシキブ
カリカルパプロフュージョン
分類 クマツヅラ科
ムラサキシキブ属
学名 Callicarpa bodinieri Levl.
花弁色 薄紫色。
実は、緑色→白色→紫色