浅草周辺には玩具の蔵前、衣類の馬喰町など問屋街が点在しています。
食にまつわる問屋街がかっぱ橋道具街で、日本一の道具街として知られています。
かっぱ橋道具街
東京都台東区松が谷3丁目18−2
地元ではかっぱ橋道具街と称しますが、かっぱ橋、合羽橋道具街とも呼ばれます。
江戸時代の文化年間に掘割を整備した合羽屋喜八、別称、合羽川太郎が、合羽橋の名前の由来の一つとされます。
私財を費やして整備した合羽屋喜八の良心に心を打たれて、河童達が夜ごとに工事して喜八を助けたという言い伝えが残っています。
街のシンボルとして河童の置物や壁面装飾が数多く見られます。
表通りの歩道の大半はアーケードが設置され、建物側に白い河童のキャラクターが見られます。
アーケードの無い横路の店舗にも、私的に飾られた河童の像や置物が見られます。
プロ、アマ問わず料理好きに人気のスポットで、南北800メートルの商店街に2020年現在、約170の店が軒を連ねています。
おもに、食器具、包材、調理器具、食品サンプル、食材、調理衣装などの各種道具を扱っています。
日本特有の食品サンプルがガイド冊子などで紹介され、訪日観光客の人気を得ました。
顧客の多くは飲食店主などの料理人で卸売りが中心ですが、小売りも拒みません。
職人が作った日本製品は、特に海外で日本食を取り扱う料理人の目をひきつけます。
レストランなどの店頭に置かれる、道具街名物の食品サンプルも外国人に人気です。
寿司のマグネットや食べ物を模したスマートフォンカバーなど、ユニークなお土産も見つけることができます。
浅草の浅草寺や上野恩賜公園からも徒歩圏内です。
花やしきから浅草寺を背に上野方面に向かい、国際通りを抜けてかっぱ橋道具街へ向かいます。
道具街の入り口では、大きな白い帽子をかぶった巨大なコック像が見守っています。
道具街の起源は、1912年頃に数軒の古道具商が店を構えたこととされます。
近くの吉原通いをしていた若旦那が家財を売り、遊郭で遊ぶ金をつくったという話もあるそうです。
第二次世界大戦後に、現行の料理飲食店器具や菓子道具を取り扱う商店街へ発展しました。
毎年10月9日前後に開催されるかっぱ橋道具まつりでは、専門店が出店して平日でも朝早くから多くの人でにぎわいます。
これは1983年から開催されており、第3回から10月9日を道具の日と定めました。
2003年10月には道具街誕生90周年を記念し、彫刻家の西村祐一と工芸作家の北村真一によるかっぱ河太郎像が建立されました。
営業時間は店舗により異なり、基本は9:00~17:00です。
アクセスは、JR利用の場合、山手線、京浜東北線の上野駅、鶯谷駅から徒歩約15分です。
バスの場合は、菊屋橋バス停や入谷2丁目バス停が最寄りとなります。
【かっぱ橋道具街】Kappabashi Walk/お気に入りのお店5選/購入品紹介(外部リンク)