芦ノ牧温泉は、福島県会津若松市にある温泉です。
芦ノ牧温泉
福島県会津若松市
会津若松市の南部に位置し、山と緑に囲まれた美しい温泉地域にあります。
千数百年前に行基上人が発見したとされ、行き着くのが困難だったため「幻の温泉郷」と呼ばれました。
厄除けで有名な弘法大師が、この地で温泉を見つけたという伝説もあります。
古くから信仰と結びついて、人々にとって大切な場所だったようです。
江戸時代以前は交通の便が悪く、一部の地元住民や湯治客だけが知る隠れた湯治場でした。
明治時代から昭和初期にかけて、道路整備が進んで多くの人々が訪れるようになりました。
昭和初期に会津鉄道が開通したことで、会津若松地域からのアクセスが格段に良くなったのです。
この頃から旅館の数も増え、現代の芦ノ牧温泉の基礎が築かれました。
近年、芦ノ牧温泉駅の駅長を務めた猫の「ばす」と、あとを継いだ「らぶ」が全国的に有名になりました。
新緑、夏祭り、紅葉、冬景色と、一年を通して美しい自然を感じられます。
源泉温度は約60℃で、温泉の泉質はに塩化物泉と単純温泉です。
主な効能は、神経痛、胃腸病、皮膚病などで、一部の宿で美人の湯とも呼ばれています。
大川ラインは清流が流れる美しい渓谷であり、大川羽鳥県立自然公園にある川です。
この地域は深い峡谷が広がり、下郷町の中心部を流れています。
大川沿いは多くの旅館やホテルが立ち並び、渓谷美を望む宿の数も多いです。
ここには、塔のへつりをはじめ、奇岩、絶壁、急流などが連続しています。
塔のへつりは、100万年以上の歳月をかけて自然が造り出した奇岩や怪岩です。
鬼滅の刃の「無限城」のモデルは、芦ノ牧温泉の大川荘だと言われています。
客室は全部で10タイプありますが、いちばんの魅力は全客室が大川に面した渓谷沿いにあることです。
どの客室に宿泊しても、緑に囲まれた渓谷を堪能できます。
また、会津芦ノ牧温泉宿泊者限定の湯めぐり手形を購入すれば、いろいろなお湯の体験が可能です。
日帰り入浴もできる施設もありますので、気軽に立ち寄ることができます。
だれでも利用できる足湯として、かがやき公園足湯や子宝の湯足湯などもあります。
会津若松市内から車で約25分ですので、観光後に旅の疲れを癒したい人向きです。
また、大内宿、鶴ヶ城、会津武家屋敷などに近く、観光の拠点として便利です。
大内宿は、萱葺屋根の家が軒を連ねて江戸時代の宿場町の街並みをそっくり残しています。
アクセスは、第三セクター方式会津鉄道芦ノ牧温泉駅より送迎バス利用で約15分です。
温泉街から約4 km離れていますので、各ホテルは駅からの送迎バスを用意しています。
自動車なら、磐越道会津若松ICから約23Km約45分です。
芦ノ牧温泉ぶらり散歩|渓谷美とレトロ温泉街を歩く