湯野浜温泉は、山形県鶴岡市湯野浜にある温泉です。
湯野浜温泉
山形県鶴岡市湯野浜
他に、独自のアルカリ性単純泉の源泉を持つ温泉宿もあります。
源泉かけ流しで、泉質はナトリウム・カルシウム―塩化物温泉です。
温泉の起源は、天喜年間の1053年から1058年です。
亀が海辺で、湧き出す湯の中で傷を癒していたという伝説があります。
開湯から1000年経ち、海辺の温泉郷として古くから栄えてきました。
山形の上山温泉、福島の東山温泉とともに、奥羽三楽郷の一つです。
日本海に面して、ホテルや旅館が約20軒ほど建ち並んでいます。
ほかに、地元の方々に愛されている上区と下区の2つの公衆浴場があります。
立ち寄り湯のサービスを実施している旅館もあり、湯めぐりを楽しむことが可能です。
下区公衆浴場のある湯野浜コミュニティセンター前には、人気の足湯と飲泉所があります。
湯野浜の「海」、湯野浜の「白浜」、湯野浜の「温泉」が特徴です。
温泉街から南に下れば、藤沢周平文学のモデルにもなった城下町の鶴岡です。
鶴岡には、江戸時代からの町割りがほぼそのまま残されています。
湯野浜は、日本海の漁場と肥沃な庄内平野を併せ持っています。
眺望と日本海の新鮮な魚介類が味わえ、ホテルや旅館の多くは食事が自慢です。
湯野浜温泉では、高品質な紅ずわいがにを地域全体でPRしています。
2025年4月1日から、湯野浜温泉宿で新ブランド「天喜紅蟹」を使用したメニューが始まりました。
このブランドは、加茂港で篭漁を営む協和丸が獲った新鮮な紅ずわいがにを指しています。
命名は、平安時代の天喜年間に開湯した湯野浜温泉の歴史と鮮やかな夕陽にちなむものです。
蟹は籠漁で漁獲され、そのまま茹でて鮮度を保って宿へ直送されています。
広い砂浜が眼下にあり、夏みは海水浴やマリンスポーツに楽しむ人達で賑わいます。
目の前の湯野浜海水浴場模は、県内でも屈指の規模です。
海水浴だけでなく、ウィンドサーフィンや水上バイクなどを楽しめます。
波穏やかな白浜が続く風光明媚な温泉地で、水平線に沈む夕日の美しさは感動的です。
春は竹の子、夏はだだちゃ豆、冬は寒ダラ汁と、一年を通して海の幸と山の幸が味わえます。
周辺には、善宝寺、加茂水族館、通年楽しめる屋内プール「スパール」があります。
湯野浜カントリークラブは、絶好のロケーションを誇るゴルフ場です。
アクセスは、JR東日本羽越本線鶴岡駅より庄内交通バス湯野浜温泉行きで約40分です。
自動車なら、日本海東北自動車道鶴岡西ICから約25分、山形自動車道鶴岡ICから約20分です。
【湯野浜温泉】日本海の絶景がみえる温泉地(外部リンク)