東堂山満福寺は、福島県田村郡小野町にある浄土宗の寺院です。

 東堂山満福寺
 福島県田村郡小野町小戸神日向128

 807年に、奈良の高僧・徳一大師によって開山されたと伝えられています。

 その後、坂上田村麻呂が人馬の供養のために堂宇を建てたということです。

 そのため、家畜繁殖・守護のご利益があるとされています。

 そして、1570年に浄土宗の寺となり、現在に至っています。

 お寺が存在するのは、標高668mの東堂山の中腹です。

 寺院へ行くのは、史跡名勝天然記念物指定の杉並木の表参道を通るのがアプローチです。

 ここには、樹齢550年の老杉が立ち並び、四季折々の美しい風景が広がります。

 やがて巨大な自然石の上に建つ、近世木造建築の粋を集めた東堂山鐘楼が現れます。

 荘厳な鐘楼は、小野町のシンボルの一つです。

 境内には、1985年から奉安が始まった500体を超える羅漢が安置されています。

 1985年(昭和60年)に、小野町制30周年記念として羅漢像を奉納することになったためです。

 この羅漢像は昭和羅漢と呼ばれ、それぞれの羅漢は表情やポーズが異なり個性豊かです。

 その不思議な光景は、日本珍スポット100景にも選ばれています。

 羅漢とは、釈迦の直弟子の中でも特に位の高い弟子に与えられた称号です。

 煩悩をすべて断ち切り、これ以上学ぶことがない「無学」の境地に達した聖者を意味します。

 サンスクリット語の、「アルハット(arhat)」の音訳の阿羅漢を略した言葉です。

 最高の悟りを得た聖者から転じて、供養を受けるに値する人物のことを意味します。

 満福寺には、生前みんなに愛された人々がそれぞれ特徴に合った羅漢像となって奉納されています。

 誰でも奉納でき、石工に依頼して好きな姿に作ってもらえるのだそうです。

 オリジナル羅漢の制作費は、1体あたり約20万円とのことです。

 階段から観音堂まで、参道に鎮座しているのは苔むしたものから比較的新しいものまでさまざまです。

 山肌に沿ってびっしりと羅漢像が並ぶ光 景は、壮観で厳かで、愛らしく面白くもあります。

 近づいてひとつひとつ眺めて見ても、まったく飽きることがありません。

 表情が豊かで、とてもユニークなものばかりです。

 そして、後ろの岩に彫られたお釈迦様が羅漢たちを見下ろしています。

 アクセスは、JR東日本磐越東線小野新町駅から車で約20分です。

 自動車なら、磐越自動車道小野ICより約8分です。

【ソチのコペンライフ】煩悩だらけでスミマセン😥😊こんなに沢山の羅漢様。