昇仙峡は、山梨県甲府市、甲府盆地北側、荒川上流にある渓谷です。

 昇仙峡
 山梨県甲府市高成町

 特別名勝に指定された国内有数の景勝地で、日本五大名峡の一つに数えられます。

 昇仙峡は、2020年6月に日本遺産にも認定されました。

 甲府市の北部に位置し、JR東日本甲府駅から車でわずか20分位で行けます。

 見どころポイントを押さえた、定番トレッキングコースがあります。

 それは片道およそ6kmのコースで、所要時間は約1時間20分位です。

 昇仙峡の玄関の「長潭橋」を出発して、奇岩群を眺めながらしばらく歩くと天然記念物の「天鼓林」へ着きます。

 長い歳月をかけて削り取られた花崗岩の断崖や、奇岩・奇石と清澄で豊富な水の流れをみることが可能です。

 さらに渓流沿いの遊歩道を歩くと、「夢の松島」にたどり着きます。

 ここで「覚円峰」を眺め、さらに進んで「石門」を抜け、500mほど歩く「仙娥滝」です。

 覚円峰は日本一の渓谷美と称えられ、仙娥滝は昇仙峡のシンボルとも言われます。

 主峰の覚円峰は、直立約180mの急峻を成していてその風貌は威厳に満ちています。

 名前の由来は、その昔、僧侶・覚円が畳を数畳敷ける広さの頂上で修行したことです。

 四季を通じて、新緑、紅葉、雪景色など、季節ごとに違った景観を楽しめます。

 仙娥滝の名前の由来は、中国神話の中の月に行った嫦娥という女性です。

 この滝は地殻変動によって発生した断層に、水が流れ込んでできたものです。

 落差30mを流れ落ちる水の迫力は圧巻で、滝に近づくとマイナスイオンに包まれます。

 秋の紅葉シーズンだけでなく、冬に雪化粧した滝の風景も格別です。

 また、期間限定で夜間のライトアップも行われています。

 滝の周辺には、食事処やお土産屋さんがたくさんあります。

 渓谷沿いに整備された遊歩道で感じるのは、四季折々で変化に富んだ渓谷美です。

 春から夏にかけては、新緑やつつじが美しく目を楽しませてくれます。

 秋の色鮮やかな紅葉は渓谷を美しく彩り、冬の雪化粧は一見の価値ある風情ある景観です。

 おすすめは10月から11月下旬頃で、この時期は渓谷が最も色づく紅葉シーズンです。

 赤・黄・橙などの色づいた木々と、奇岩・奇石が織り成す風景は絶景と言えるでしょう。

 昇仙峡の入り口付近に架かる長潭橋付近は、紅葉シーズンのベスト撮影ポイントです。

 紅葉スポットとして有名ですが、春夏秋冬の季節ごとに見どころがあります。

 3月下旬から4月頃には、渓谷の川沿いにピンク色をしたミツバツツジの群生を見られます。

 昇仙峡を上り詰めた地にある金櫻神社で見られるのは、鬱金(うこん)の桜とピンク色の八重桜です。

 また5月になると、ミツバツツジと新緑のコントラストが渓谷を美しく彩ります。

 さらに、期間限定イベントなどもあって、1年通して楽しめる観光スポットです。

 昇仙峡への入場料は無料ですが、昇仙峡ロープウエイは有料です。

 ロープウエイは、仙娥滝駅からパノラマ台駅を結んでいます。

 およそ5分間の空中散歩が楽しめ、山頂からはパノラマビューの絶景が広がります。

 パノラマ台駅を降りてすぐの浮富士広場は、霊峰富士山を望み神木を祀ったパワースポットです。

 料金(2026)は、大人(中学生以上)往復1,500円、小人(4才から)往復750円、3才以下は無料です。

 国産水晶発祥の地として有名で、周辺には天然石のアクセサリーなどの販売店が多く見られます。

 アクセスは、JR東日本甲府駅北口から昇仙峡方面行き路線バスが出ています。

 自動車なら、中央自動車道甲府昭和ICまたは双葉スマートIC下車し一般道を走りおおむね30〜40分前後です。

甲府に来たら絶対行くべき昇仙峡を体力・時間ごとの最適コースを紹介!(外部リンク)