利尻島は稚内市の西方52㎞に位置し、利尻富士町と利尻町の2町で構成されています。
利尻島
北海道利尻郡
周囲約60kmの小さな島ですので、自動車なら1時間から1時30分間ほどで島1周が可能です。
小さな島ですが、豊かな自然の美しさと利尻山の雄大な眺望で知られています。
標高1721mの利尻山は美しい円錐形で、利尻富士とも呼ばれ日本百名山では北の秀峰の1番目です。
姫沼は、うっそうとした原生林に囲まれた周囲約800mの神秘的な人工沼です。
湖面に映る逆さ利尻富士は、美しいことで知られています。
夕日ケ丘展望台では、利尻山と海がオレンジ色に染まっていく夕暮れが見られます。
利尻の語源はリイシリというアイヌ語で、高い山のある島という意味です。
礼文島と本土のサロベツ原野とともに、利尻礼文サロベツ国立公園に指定されています。
また、利尻島の漁業遺産群と生活文化が、北海道遺産に登録されました。
2010年の住民基本台帳による島の総人口は、約4,200人です。
基幹産業は水産業や観光業で、水産業ではウニや昆布が主要な水産資源です。
特に利尻昆布は、高級品として全国的に有名です。
観光で訪れるなら、5月~10月がベストシーズンです。
島内にはキャンプ場が多数点在し、道具のレンタルも充実しています。
キャンプ場は、市街地や温泉街に近くから海の近くまでロケーションが幅広いです。
天然温泉利尻ふれあい温泉は、空気に触れると茶褐色に変化します。
泉質は炭酸水素を多く含み、入浴後に肌がツルツルになる美肌の湯と知られます。
白い恋人の丘の展望台は石屋製菓の協力によって誕生し、島内はから北海道本土まで見渡せます。
高山植物や可憐な花を楽しむなら、春から夏がよいでしょう。
利尻昆布やウニなどの海産物を楽しむなら、夏から秋がおすすめです。
ウニ採りでは、地元の漁師が使用するタモ網漁を体験することができます。
獲ったウニはすぐ割って、新鮮なまま食べることが可能です。
アクセスは、ハートランドフェリーがもっとも一般的な交通手段です。
フェリーは、稚内港から夏は3往復運行され、礼文島からの便も充実しています。
利尻空港があり、日本航空、丘珠空港、全日本空輸、新千歳空港の便があります。
飛行機は通年運航で、丘珠から利尻島までひとっ飛びできます。
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