仙台大観音は、仙台市郊外の高台にある高さ100mの巨大な観音像です。

 仙台大観音
 宮城県仙台市泉区実沢中山南31−36

 仙台市制100周年を記念して高さ100mとし、21世紀の繁栄を願って地下を21mとしました。

 大観音は、約7km離れた仙台駅の方角に正面を向けています。

 仙台市中心部でも、宮城県庁舎などの高層ビルから姿を見ることがでいます。

 1991年に実業家の菅原萬氏が個人の所有物として建立し、その後、大観密寺に譲渡されました。

 大観密寺は、京都東山の智積院を総本山とする真言宗智山派の密教寺院です。

 境内に大黒堂があり、ここに祀られている大黒天は油を掛けて拝む珍しい参拝法で知られています。

 仙台大観音の正式名称は、仙台天道白衣大観音といいます。

 仙台市都心部から見て、西北方向の標高180m程度の造成地の中です。

 白衣観音で諸仏を生ずる観音の母ともいわれ、三十三観音の一つです。

 右手には願いを叶えてくれる如意宝珠を持ち、左手の水瓶には萬徳の知恵の水を蓄えています。

 入口の龍の口は、開運・昇龍を約束してくれます。

 心静かに合掌し、白衣観音ご真言「オン シベイテイ シベイテイ ハンダラ バシニソワカ」が念誦の言葉です。

 大観音は、その圧倒的な存在感からラスボスと呼ばれることがあります。

 ラスボスとはラストボスの略で、コンピューターゲームで最後に出てくる一番の大物のことです。

 観音像としては日本一、仏像としては牛久大仏に次ぐ2番目の大きさです。

 この仙台天道白衣大観音は、外観とともにフォトスポットとして人気があります。

 2010年代から、都市部から見える巨大な観音像という珍しさから外国人観光客が増加しました。

 特に、仏教国であるタイでは映画のロケにも使われました。

 胎内を拝観することができ、最上階の展望窓からは仙台市内が一望できます。

 拝観料は2025年で500円、見学時間の目安は1時間程度です。

 平日は10:00~15:30(最終入館 15:00)、土日祝日は10:00~16:00(最終入館 15:30)となっています。

 胎内の中心部は吹き抜けのらせん階段で、階段から下は神秘的な空間です。

 胎内は12層に分かれ、108体の仏像や12神将が安置されています。

 内部にエレベーターが設置されていて、直接12層へ昇ることが可能です。

 近くには、油を掛けて祈願すると縁結びにご利益があるという、油掛大黒天があります。

 アクセスは、JR新幹線・東北本線仙台駅よりタクシーで約30分、市営地下鉄南北線八乙女駅からタクシーで約15分です。

 自動車なら、東北自動車道仙台宮城ICより泉中央方面へ約10分です。

 仙台大観音 ~the Final BOSS of Sendai ~ 【ドローン空撮】