ビーナスラインは、長野県茅野市から美ヶ原高 原美術館までの観光道路です。

 ビーナスライン
 長野県 ビーナスライン

 茅野市街と美ヶ原高原をつなぐ、代表的な観光山岳道路のひとつです。

 全長76kmあり、八ヶ岳中信高原国定公園の高原地帯を縫うように走っています。

 このコースは信州が誇る天空の道で、標高1,500m級の高原を貫いています。

 蓼科高原、八ヶ岳山麓、白樺湖、車山高原、霧ヶ峰、美ヶ原といった高原の観光地を結んでいるのです。

 ルートが7市町村にまたがり広範囲に及ぶため、長野県各地への主要観光ルートとして重要です。

 ドライブすると、新鮮な空気に包まれながら、車窓いっぱいに絶景が広がります。

 それは、眼下に広がる雲海、一面に咲き誇る高山植物、遠くに望む富士山や八ヶ岳連峰などです。

 そして、晴らしい景色の移りゆく様子は、四季を通じて気軽に楽しめます。

 春には、白樺林やレンゲツツジが芽吹き、爽やかな風が吹き抜けます。

 夏には、霧ヶ峰や車山で風景を彩るのは、ニッコウキスゲの鮮やかな黄色です。

 秋には、ビーナスライン一帯が紅葉に包まれ、朝夕の冷気が空を澄ませます。

 冬には、展望スポットでは、雪に覆われた幻想的な風景が広がります。

 ビーナスラインという名は、蓼科山の山容を女神に例えたことが由来です。

 蓼科山を“女の神山”と歌ったのは、歌人の伊藤左千夫です。

 女神湖の湖畔に立つ女神像の台座に、伊藤左千夫の歌が刻まれています。

 「信濃には八十の高山ありといへど女の神山の蓼科われは」

 蓼科有料道路と霧ヶ峰有料道路を併せてよぶ愛称として、1968年に公募で決定しました。

 有料道路として運営されてきましたが、1986年より順次無料開放され、2002年に全線無料開放されました。

 無料開放してからも、継続してビーナスラインの名称が使用されています。

 ビーナスラインに行くには、茅野市側からのアクセスがおすすめです。

 始点の御座石神社交差点が、中央自動車道諏訪ICから車で約10分だからです。

 ビーナスラインを停まらずにドライブすると、約1時間30分かかります。

 途中には見晴らしの良い展望エリアや、散策できる遊歩道、美術館、道の駅などがあります。

 ドライブだけなら半日で十分、一通りさっと立ち寄るなら1日あればOKです。

 帰りは折り返したり、松本・上田方面へ抜けたりできます。

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